2013年11月1日配信の「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」です。
http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol292.mp3
ーナレーションー
今週も先週に引き続き、スタジオジブリの高畑勲監督最新作『かぐや姫の物語』とのコラボCMを製作したアイフルホームの大竹俊夫会長と鈴木さんと藤巻直哉さんとの、スタジオジブリ本社で語られたモノづくり、家造りについてのお話後半です。
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2013年10月31日配信の「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」です。
http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol291.mp3
鈴木敏夫(以下鈴木):なんで皆で藤巻さん待たなきゃいけないの?
大竹俊夫(以下大竹):結構待つよな?彼が来るまでな?
女性:二人で一時間くらい藤巻のトイレを待ってたことあって。
大竹:そうそう。
鈴木:でもこういう人がいるとホッとしますけどね。
大竹:ですね。
鈴木:なんていうのか人間って負の部分と正の部分ってあるけれど、全部負の部分の人必要なのよ。いや本当に。
大竹:あの人といると段々と暖簾に湯通しみたいな感じで、結構柔らかく見えるんだよね。彼。
鈴木:藤巻直哉さん。
藤巻直哉(以下藤巻):俺の話(笑)
鈴木:山本周五郎の小説で映画にもなった作品で、役所広司が同心で悪い奴を捕まえる人なんですけど、江戸にある町があって、世の中のものを全部清廉潔白には出来ないと。どうしても人間には負の部分が必要というので、世の中の悪いやつを1箇所に集めちゃおうと(笑)そうすれば、他が全部綺麗になるじゃないかと。そこの取締役で役所広司がやる話で。
大竹:何か読んだことあるな。
鈴木:タイトル今出てこないんですけど、その悪いのを全部集めたみたいなのが藤巻さんでしょ?
藤巻:(笑)そこ?!(笑)
大竹:なるほどね。
藤巻:ひどいじゃん、それ!
ーナレーションー
今週と来週は、スタジオジブリの高畑勲監督最新作「かぐや姫の物語」とのコラボCMを制作したアイフルホームの大竹俊夫会長と鈴木さん、藤巻直哉さんとのスタジオジブリ本社で語られたモノづくり、家造りについてのお話です。
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2012年9月19日配信の「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」です。
http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol231.mp3
鈴木敏夫(以下鈴木):ジブリの作品ってね、DVDとビデオをディズニーさんにやっていただいてるんですよ。それを推し進めたのは僕なんですけど、実は社内から大反対運動があったんですよ。
鈴木:なんでかっていうと、ジブリのトトロのマークの前にディズニーのマークが出るのかと(笑)
與那覇:あーー。
鈴木:僕びっくりしちゃってね!それ何がいけないのって(笑)例えば、僕らの映画を国内で公開するときに東宝のマークが入るんですよね。
與那覇:なるほど。
鈴木:それは東宝が配給するからですよね。配給する会社がその頭にくっつけるっていうのは僕にとって当たり前なんですよ。でも皆はそう解釈しない。
與那覇:(笑)
鈴木:これじゃあディズニーに乗っ取られた感じだと。
川上量生(以下川上):ジブリを日本の宝みたいに思ってる人、すごく多いと思いますね。
続きを読むーナレーションー
今週も先週に引き続き、愛知県立大学准教授で歴史学者の與那覇潤さんをお迎えして、ドワンゴの川上量生会長そして鈴木さんとともに、歴史について考えていきましょう。
http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol230.mp3
鈴木敏夫(以下鈴木):まぁ元はね川上さんが「中国化する日本」って読んでいて。なんとなく気になって買おうと思ったら、Amazonだったから「帝国の残影」が出てきて。
鈴木:それで2冊買ったんですけど。
與那覇:いや、恐縮です!
鈴木:どっちから読もうかなーと思って。やっぱり僕は映画が好きだから小津安二郎に惹かれたんですよね(笑)
與那覇:いやいや!
鈴木:それで読んでちょっとたまげましたよね。とにかく小津さんの映画の見方ですけど、戦前作ってきたもの、戦後作ってきたもの、その間に中国へ兵隊として行っていた。そのことによって戦後彼がどういうものを作ったかというときに、各作品から戦争に関するセリフを全部引っ張り出して。
與那覇:そうなんですよ(笑)そういうことをやって(笑)
鈴木:僕あれ本当に驚きましたよ!
與那覇:いや、光栄です!
鈴木:それと過去、小津さんのことって、色んな人が評論書いてきたでしょ?
與那覇:そうですね。
鈴木:大概奉るだけで、実は分析はほとんどない。外人の方はちょっと違うけれど。そういう中であれ知らなかったんですけど、「暗夜行路」。
鈴木:あれを一冊持っていって、戦後帰ってきて色んなものを作ったけれど、それの翻案である。断定してたでしょ?
與那覇:はい。でもあれはもう指摘されてる方がいらっしゃるんですけども。
鈴木:あ、そうですか。
與那覇:逆に映画の素人だからああいう風に書けたんだろうなって思うことはありますね。歴史が専門で映画が専門じゃないので。
鈴木:色んな人の間違いも指摘してたじゃないですか!(笑)
與那覇:いやいや!逆に映画に見入っちゃったら間違えるわけですよ。
鈴木:そうですよね。
與那覇:歴史学者っていうのは、意地悪だからひたすら文字資料を読んで、こいつここでこう書いてるけど、こっちはこう載ってるから食い違ってるぞ、とか。
鈴木:ある種「物」として扱ってるわけですね。
與那覇:意地悪なことをするから、珍しく書けたのかなっていうのはありますね。
鈴木:使い分けが感心しちゃったんですよ。
與那覇:いやいや、とんでもないです。
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ラジオ音源です
http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol346.mp3
2014年12月16日放送の「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」です。
この対談は毎日新聞が「人生のさまざまな局面で選択を迫られる女性を応援し、生き方のヒントになるような紙面を目指し、2013年にスタートした「おんなのしんぶん」で加藤さんが担当している「Tokiko`s Kiss」10月6日号の企画として実現しました。
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