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はたけ の日記

ゆっくり生きよう。

読んでいる本

本屋

 

関口良雄さんを憶う

関口良雄さんを憶う

 

 関口良雄さんは、東京の大森という場所で古書店・山王書房を営んでいた方で、この本は彼と親交のあった作家や友人たちが、亡くなった関口さんにむけて書かれた文章が掲載されている。

 

いまでこそ、僕が知っているくらいなので、本好きの中で関口さんはいわずと知れた方であると思う。

 

夏葉社という出版社が、最近「昔日の客」の復刻版を出されていますが、その作者でもあります。

 

そしてこの本も、夏葉社によって復刻版として出されていたものなのですが、

もう何というか、物凄い本です。

 

関口さんを筆頭に、出てくる作家や関口さんと親交のあったと思われる方々の言葉に、本へのただならぬ思いが凝縮されていて、こんな人がいるんだ、と圧倒されます。

そして何より感じたのが、それらの方々から関口さんへ向けられる愛情の深さです。

 

本好きにはたまらない一冊です。

 

 

美しい墓地からの眺め (講談社文芸文庫)

美しい墓地からの眺め (講談社文芸文庫)

 

 上で紹介した「関口良雄さんを憶う」を購入する直前に、ほかの本屋で購入したもの。前々から読んでみたいと思っていたので、「関口良雄さんを憶う」をみつけたときは、この本の存在自体知らなかったのでかなり衝撃をうけました。この本には尾崎一雄さんの文章も掲載されていて、じーんと来るものがありました。

 

 

本屋会議

本屋会議

 

 この本も、夏葉社から出版されています。

 

どういう本かというと、夏葉社の島田潤一郎さんが、昨今少なくなっている「町の本屋」をどうやったら増やせるか、という思いから全国各地で「町には本屋さんが必要です会議」というイベントを全国で開催。そこで受けた言葉や島田さんたちが、本屋について考えていること・思うことをまとめたもの、と言っていいんでしょうかね。そんな本です。

 

他のブログでも紹介されていましたが、僕が印象に残った箇所は、中学生・為石夢実さんの文章です。

あるのに全然開かれていなかった学校の図書館を、いちから建て直していく話が書かれているのですが、何というか僕にはもう凄すぎて、よくわかりません。今の自分でもやらないだろうことを、中学生の女の子がやってるの?いう感じで。僕のほうが本好きの中学生の子の文章に、引っ張られています。

 

ですが、本好きという点では、僕も同じで、

基本的にやりたいことがない中、「本屋へ行くこと」「読書」は自分の生活に欠かせないものとなっています。

 

町の本屋がなくなっていくことを考えただけで、何か絶望的な思いになります。

もし、町に本屋がそこしかないのに、その本屋が潰れたら、、と思うと他人事に出来ない事柄です。

 

どうしたらいいのかわかりませんが、少なくともずっと考えてはいたい事柄になりました。