はたけ のブログ

ラジオの文字起こしをしてます。現在は「高城未来ラジオ」と「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」をやっています。文字起こし専門のブログにしました。

高城未来ラジオ第三回・インタビューの極意 早川洋平さん、ユキさん

高城未来ラジオ、第三回です。

 

今回のゲストは、プロインタビュアーの早川洋平さんと、MC・パーソナリティーを務めるユキさんです。

 

早川さんは、「キクマガ」という媒体で、面白い人にたくさんインタビューされている方です。Podcastでも聴けますので、興味のある方は聴いてみてください。

 

ラジオの音源です。

第3回 インタビューの極意-早川洋平さん、ユキさん - 高城未来ラジオ

 

それでは本編です。

 

―高城のナレーション―

 

今回は人の話を上手に聞く達人中の達人、プロインタビュアーの早川洋平さんと、MCやパーソナリティーでご活躍中のユキさんにお話をお聞きします。

 

果たして、人の話が全く苦手な僕が、聞き上手になれるのでしょうか。

 

高城:早川さんはね、プロインタビュアーっていう肩書じゃないですか?

早川:はい。

高城:プロインタビュアーとはなにか?っていう話をしたいと思ってるんですけど、元々新聞記者じゃないですか?

早川:はい。

高城:何で新聞記者辞めたんですか?

早川:えー、鬱です。

高城:(笑)鬱病だったの?

早川:はい。

高城:で、まあ自分でお辞めになった?それとも会社から辞めろと言われたんですか?

早川:自分からですね。

高城:あ、自分で辞めた。その後、どうしたんですか?

早川:その後ですね、公務員になろうとしました。

高城:はい。

早川:なろうとしたんですが、家族から止められ、今あなた病んでるから、こういうの目指してるけど、将来後悔するから休みなさい、と。

高城:はい。

早川:で、なったときに半年ぐらい休んだときに、色々考えて、自分は結局やりたいのは、色んな場所に行って色んな人に会って価値観を広げることだ、と。

高城:はい。

早川:そしてまた、編集プロダクションに潜り込んで、そこからインタビュアーというかライター生活をリスタートした、と。

高城:なぜプロインタビュアーと名乗り始めたんですか?

早川:んー書くのが嫌いだから。

高城:話すほうが好きだから?

早川:そうですね。インタビューだけが好きだった。

高城:元々新聞記者ですよね?そのとき書かなきゃいけなかったわけですよね?

早川:はい。

高城:でも、書くために新聞記者になったわけじゃないですか?何でそこで間違っちゃったんですか?鬱だったから?

早川:いえ。厳密にいうと元々サッカーライターになりたかったんですね。

高城:サッカー。はい。

早川:サッカーが好きでそこにかかわる仕事が出来ないから、サッカーライター、ライター、新聞記者ってなったんですよ。

高城:うん、なるほど。サッカーにかかわる仕事だったら書いていいってことですか?

早川:そうですね。

高城:なるほど。書くのが嫌いなんじゃなくて、サッカー以外の書くのが嫌いなんですね?

早川:のはずだったんですけど、今はサッカーを書くのも嫌です。

高城:あ、なんで?書くのが全般的に嫌?

早川:話を聞いて、そこで掘って掘って掘って掘ってどこまで出来るか、っていうところだけをやりたい。

高城:インタビューで?

早川:はい。

高城:何で書くのが嫌になっちゃったんですか?理由あるんですか?

早川:ちょっとあるとしたら、常に時間に追われて、締め切りがあって穴をあけちゃいけない。そして、スポンサーだったり色んなことを常に制約がある中でやってかなきゃいけない、っていうプレッシャーが耐えられなかったのかもしれないですね。

高城:ちょっとユキさんにもお聞きしたいんですけど、、

ユキ:はじめまして。よろしくお願いします。

高城:よろしくお願いします。まあ、アナウンス業、パーソナリティー業をなさっていて、色んな人にお会いするじゃないですか?

ユキ:そうですね。

高城:ぼく人のはなし聞くの、あんまり得意じゃないんですよ。

ユキ:そうなんですか?

高城:そうなんですよ。基本的には自分で、どちらかというとインタビューされる側で、これじゃいけないなと思ってね、大人になろうと思ってこの番組を考えて、人の話を聞けるようになろうと、これ修行の番組なんです。

ユキ:なるほど。

高城:修行中の僕にね、アドバイスをいただきたいんですけど、どうやったら上手にお話を聞くことができるんですか?

ユキ:そうですねー。わたくし、イベントのMCをやらせていただくことが多いんですけど、

高城:わたくしねぇ(笑)

ユキ:そうすると、お相手の方がいらっしゃいますよね。

高城:はい。

ユキ:そのときは、一番お嫌いな言葉だと思うんですけど、予定調和といって台本があるんですよね。

高城:はい。

ユキ:ただ、私自身の仕事のやり方は、台本を一切持たない。それが一番お話を聞くポイントかな、と。

高城:予定調和、お嫌いなんですか?

ユキ:つまんないですよね?たぶん。

高城:あ、そうなんですね。

ユキ:お客様にとって、それが一番楽しくないんじゃないかなーと思うので、そこを手元に何もないと、逆に話をやるので通常の会話を楽しむことが出来るのが、お客様に一番いいのかな、とは思ってるんですけど。

高城:それは台本にないものを、どんどん違う方向に行っちゃいますよね?

ユキ:行っちゃいますね。

高城:どうやってまとめるんですか?

ユキ:まとめるのは、最後は力づくですけれども(笑)

高城:どうやってどうやって?教えてそれを(笑)

ユキ:結構アーティストさんだったら、コンサートが最後話題にもっていこう、とか、そういう最終的なのはありますけど、その迷路はめちゃくちゃなので。

高城:なるほど。最後の決め球だけは決めておけばいいってことですか?

ユキ:そうです(笑)

高城:なるほど。すなわち、お会いするまえに今日の決め球はこれだ、と決めておいて、あとは何も考えなくてもいいってことですか?

ユキ:私、一応MCとして仕事をするときに、MCの略ってマスターオブセレモニーかなんかなんですね。意味がわからないんですけど、私自分の中で仕事するときに、ミドルコントローラーだと思って、MCだと思ってるんですね。

高城:なるほど。

ユキ:それは私の場合は、スタッフの方がいて、アーティストのタレントさんがいて、見に来てくれてるお客様がいて、唯一それをつなぐことが出来るのは、自分だけだ、と思っているので、そうすると、皆さんにとって何が良いんだろうなっていうのを考えると、じゃあ今回はこのタレントさんにとって、ここが落としどころなんだなーっていうことだけは、、

高城:すごい予定調和的なお話ですよね?

ユキ:そうそう!そこまでは(笑)

高城:ええ(笑)

ユキ:持っていきかたは、打ち合わせもほとんどないんですよ。ああいう仕事って。

高城:たぶん、もとがねユキさんはちゃんとなさってるから。

ユキ:ちゃんとね(笑)

高城:だから、なんかちょっと外れても僕には予定調和的に聞こえるんですよ。

ユキ:でも逆に高城さんの場合は、そういうのがない中での番組ですよね?

高城:だから、危険ですよね?(笑)

ユキ:でも、楽しいと思います。

高城:笑ってますけど。早川さんが、鼻でね。だけど、最後の決め球をね、決めちゃっていいのかって悩んでるんですよ。

ユキ:いまあれですか、結構インタビューをされてるお役目になって、さっき早川さんのを伺ってたら、高城さんのほうがもの凄い攻撃ですよね?

高城:そうです。今回はとにかく、おとなしくしてようと。

ユキ:そうなんですか!(笑)

早川:全然じゃないですか!

高城:そういうことをね、考えてるんですよ。人の話を聞けるような大人になりたい、と。

ユキ:早川さん、どうでした?結構インタビューされてドキドキされませんでした?

早川:インタビューされること自体苦手なんですけど、今日は特にきついですよ。

ユキ:ねえー!

高城:もう進行が素晴らしいですよね。ユキさんの。

早川:たしかにたしかに、そういう構図になってる。

高城:この技を身につけたいところですよね。ちゃんと進行してらっしゃいますよね?

ユキ:やめてくださいよ、、もう(笑)

高城:素晴らしいですよね。このボケかた。やめてくださいよ、っていえばいいんですね。何か言われたら「やめてくださいよ」っていうと、とりあえずその場が和みまよ。

ユキ:でもいいづらいですよね?高城さんには。

高城:そんなことないですよ。やめてくださいよ。

ユキ:(笑)

高城:いえるじゃん。早川さんね、プロインタビュアーって儲かるんですか?

早川:まあ、それなりに。

高城:え、僕もプロインタビュアーになろうかな(笑)この番組でいまから何年か修行して。ユキさんも、お辞めになってからの方がいいですか?笑ってないでちょっと。

早川:逃がさないですね(笑)

高城:聞いてますよ。ちゃんと。

ユキ:そうですね。凄くいいというわけではないですけど、、

高城:時間も自由になるし、収入も良ければ、まあ凄くいいというわけではないですけど、まあまあいい、、

ユキ:やらせていただいてる仕事が、自分自身が楽しめるようになったので、、

高城:嫌いな仕事はやってないってことですね?

ユキ:そうですね(笑)

高城フリーランスになって、これだけやっていれば成功するっていう、秘訣みたいなのをアドバイスしていただけませんか?

早川:これだけやってれば成功する、というものを捨てること。もっともらしいこと言っちゃいましたけど、、

高城・ユキ:カッコいいー!

高城:こと言ってますよね。

早川:でも、そうだと思います。

ユキ:あとは、嫌なときには嫌と言える勇気も必要かもしれませんね(笑)なんか高城さんに感化されてていけないですねー(笑)

高城:いいんじゃないですか!嫌なときには嫌って言えるような、、今日は雨だから嫌みたいな?(笑)

ユキ:違います(笑)

高城:違う?(笑)なんか暗くなってますけど。

早川:いや、一個質問したいんですけど。

高城:僕に?

早川:いまのユキちゃんに感化されたんですけど、高城さん、特に人からどう見られてるか全く気にしないとは思うんですけど、

高城:やや気にしてますよ。

早川:ややしてますか!

高城:これから社会に溶け込まなきゃいけないから(笑)

早川:であればですけど、高城さん、別にアウトサイダーであろうということも意識してないと思うんですが、個人的にこの数年緩くお付き合いさせていただいて、高城剛を好きな人がかなり増えてきてる気がするんです。

高城:え?

早川:仮にそうだと仮定して、高城さん、それどう思いますか?

高城:わかんないけどね、アメリカの大統領がドナルド・トランプになる時代ですよね?

早川:ですよね。

高城:あれだけボロクソ言われて嫌われてて、でも結果票とって大統領になったわけですよね?完全にいまアウトサイダーの時代だよね?だから、安倍さんとか麻生さんとかもっと嫌われたほうがいいと思ってるんだよね。

早川:うんうん。

高城:どっかでまだ好かれようとしている気がしてならないんだよね。

早川:ありますね。

高城:小池さんとか、致命的なのがそれじゃない?好かれすぎだよね?支持率80%とか。もっとボロクソ言われた中から立ち直ってくるドナルド・トランプみたいな感じがいま時代に、、なんかユキさん笑ってますけど。どうなんですか?

ユキ:いやいや、そうですねえ。

高城:ああいう人がやっぱ時代なんじゃない?

早川アウトサイダーアウトサイダーじゃなくなるってこと?

高城:いや、アウトサイダーのまんまなんじゃないの?

早川:でも、メジャーになれると?

高城:メジャーなつもりないんじゃないの?間違ったんじゃないかな。時代が思ったより間違った方向に傾いてて、予想以上に。でもみんなそれ「傾いてませんよー」って、マスメディアの人が言うじゃないですか?ほんとはすっごい傾いてんのに。でもみんな傾いてないって、テレビとかラジオで言ってるけど、ちょっとおかしいなおかしいなって思ってて、何故ならすごい曲がってるからだよね。そこで、もっと曲がってる人が「いや、傾いてるんだろ!」っていったら、「やっぱそうなんじゃん」って、みんな思いますよね?

早川:うん。

高城:この番組は、そうありたいと思ってます。

 

―高城のナレーション―

プロインタビュアーの早川さん、そしてユキさんにお話しをお聞きしました。

 

この番組の目的はですね、いまお話ししたように僕の社会復帰にあるわけでして(笑)

どうも話を聞くのが苦手な僕は、どうにかして人の話を聞けるようになれば、社会への復帰も近づくんではないか、と考えてるわけですけど、まあ遠そうですよね。

 

結局僕しゃべっちゃってますから、まあどうしましょうかね。

 

皆さんのご意見をお待ちしたいと思いますが、メールマガジン高城未来研究所、毎週金曜日発行してます。

 

こちらの方にもご意見をどんどんいただければ、こんな人と対談してほしい、こんなこと話してほしい、できれば僕だけじゃなくて僕がきいたほうがいいと思いますので、こんなゲストとこんな話してください、というのがあれば是非お聞きしたいと思っています。

 

何しろ皆さんの話をお聞きしなければいけませんから。僕の社会復帰のために。