はたけ のブログ

ラジオの文字起こしをしてます。現在は「高城未来ラジオ」と「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」をやっています。文字起こし専門のブログにしました。

高城未来ラジオ第十三回:日本の隠れた金融システムータジマさん(闇金)後編

 ラジオ音源です

第13回 日本の隠れた金融システム-タジマさん(闇金)後編 - 高城未来ラジオ

ー高城のナレーションー

 

今回は、日本の隠れた金融システムである闇金のお話後半です。

 

闇金というくらいですから、反社会組織との関わりや対峙することも多々あります。

 

いったい闇金には、どんなリスクとメリットがあるのでしょうか。

 

高城:困ったお客さんって、どういう方多いですか?割とゴツい感じじゃなくて、暗いジトーっとした方は困るような印象ありますけど。

タジマ:いや、もう色々です。全部いますね。

高城:割と女性とかが色んな手口あるじゃないですか?

タジマ:我々は女性は貸し付けしなかったんですよ。

高城:やっぱり男性の事業主?

タジマ:はい。

高城:なんで女性には、貸し付けしなかったんですか?

タジマ:すぐ開き直りますね。

高城:女の人は?

タジマ:はい。

高城:メンドクセーってことですか?

タジマ:なんかすぐ開き直るんですよね。男性の方が義理堅いというか。

高城:なるほど。ちゃんとしてると。

タジマ:の方が確率でいうと。ウチの方針は女性はやめようと言われてたもんで。

高城:当時まぁ十何年前にね、サラ金とか事件があったときに、そこが外資の方が買ったわけですが、日本人の男性は世界で一番義理堅いから商売になるって外資の人たち言ってましたね。

タジマ:あーそうですか。

高城:うん。たぶんそれ、その通りなんですよ。

タジマ:はい。

高城:逆に本職の人たちに何かやってこられて、メンドくさいことないんですか?

タジマ:それは今はないですけど、当時はもうそんなのがしょっちゅうでしたね。

高城:どうするんですか?色々来ますよね?メンドくさい人たち。

タジマ:そうですね。

高城:まぁ不良の人たち、来ますよね?

タジマ:バンバン来ますね。

高城:どうするんですか?おいこら、ですよね、本当に。おいこら、と言いながら、おいこら、と言われるという。

タジマ:はい。こんな方がいらっしゃってると上司に連絡をすれば、そのまま電話を切られて、どうにかしろ、と。

高城:現場で対処しろと?

タジマ:そうですね。

高城:どうするんですか?

タジマ:だからもう戦えるか、あとは自分の交渉力で対応するしかないです。

高城:どう交渉するんですか?

タジマ:あまり僕は出来なかったんで。

高城:名刺ジャンケン用の名刺持ってるんですか?

タジマ:いや、何もないですね。

高城:何もない?

タジマ:はい。なので、謝るか、、

高城:謝って許されるんですか?(笑)

タジマ:お客様をお渡しするか、、

高城:なるほどねー。

タジマ:債権の取り合いなので。

高城:そうですよねー。

タジマ:はい。当時は一番多かったのが、先程言った不法占拠。

高城:占有ですよね?

タジマ:占有。その物件の取り合いがとても多くてですね、酷い時は占有なんでとりあえずは一番乗りに入ったほうが、一応ルールではですよ?頂けることにはなるんですけども。

高城:2人1組で行きました?

タジマ:僕の場合はもう2人1組とかなかったので、

高城:1人?

タジマ:1人でまず行って、家の中に入ります。鍵を閉めます。本当漫画みたいなんですけど、その辺の机を扉に寄せてみたり、箪笥を寄せて誰が入ってきてもいいように。

高城:うん。

タジマ:やるんですが、中々元気のいい方々たちが20人くらいで、、

高城:20人!?20対1?

タジマゴルフクラブ持ってガッシャンガッシャン来たりとか、ありましたね。

高城:だいぶヤバイですよね?

タジマ:ヤバかったっすね。

高城:そういう場合、どうするんですか?

タジマ:逃げましたね。

高城:逃げた!?そりゃそうだよね!(笑)命に関わりますよね?

タジマ:はい。。

高城:他に命に関わるようなこと、あったんですか?

タジマ:そうですねー。お客さんの取り立て行ったときに、ある方の事務所だったりとか。

高城:本職だったんですね?

タジマ:そうですね。

高城:お客さんが、実は。

タジマ:はい。だいぶイジメられましたね。

高城:そうすると大変ですよね?

タジマ:そうですね。

高城:最近佐川急便の人がね、取り立てに行ったら、そういうシーンに出くわして逆に対峙したっていうニュースがありましたけど。

タジマ:あー。

高城:佐川ね、専門の人がいるんですよ。

タジマ:あ、そうですか。

高城:ちょっとヤバイ人たちに、いわゆる着払いだとか色々あるじゃないですか?

タジマ:はいはいはい。

高城:納品のお金をね、その場で回収しなきゃいけないときに、専門の人がいるんです。元そっちっていう転職組がいるんです。業界のことよく知ってるの。そういう人もいるんですよ。

タジマ:はぁはぁ。僕ら真っ当じゃなかったんで、そういうの通用しないですね。その場で対応するなりで、戦わなきゃ、、

高城:払ってくれって一応言っても、払ってくれないですよね?

タジマ:もちろんそうです。

高城:お互い違法っちゃあ違法だし。

タジマ:あとは力の具合と掛け合いがどれだけ上手か、ていうところ、、

高城:掛け合わなきゃいけないんですか?

タジマ:そうなんですけど、僕まだ若かったんで中々それも出来ずに。

高城:場面によってね。

タジマ:言いなりでしたかね。

高城:言いなり?

タジマ:そうですね。正座2時間させられたり。

高城:うわっ!大変ですね。

タジマ:誰も助けに来てくれないし。

高城:普通は切られちゃいますよね?

タジマ:そうですね。ましてや、給料30万でしたから。それを考えると、みたいな。

高城:でもずっとこのご商売じゃないですか?

タジマ:はい。

高城:今もそれなりにね、だんだん大人になってらっしゃって、少しはそのご商売はすると思いますが。

タジマ:はい。

高城:肩書きって、金融業になるんですか?今までこの20年。

タジマ:そうなりますね。

高城:アメリカに入国するときには、何て書くんですか?闇金とは書けないですよね?

タジマ:書けないです。

高城:何て書くんですか?

タジマ:普通にサラリーマンになる英語で何だっけな?

高城:オフィスワーカーとか?

タジマ:そうそうそう!そういうのとか普通に書いて入ります。何か見せろって言われるわけじゃないんで。

高城:確かにオフィスワーカーっていえばオフィスワーカーですよね?

タジマ:はい。

高城:上司もいるし店舗もあるしね。

タジマ:はい。

高城:ちゃんとストアで勤務してるからストアインプロイーメントでいいですよね?

タジマ:はい。

高城:そりゃそうですけど(笑)ややグレーというか本クロというか、ね。

タジマ:はい。

高城:ですねーー。

タジマ:はい。

高城:これからお仕事的には、これだんだん世知辛いですよね?厳しくなってきて。インターネットでいいかもしれませんが、やがてご商売大変な局面になるかもしれませんよね?

タジマ:はい。

高城:そしたら次どうするんですか?投資家ですか?

タジマ:いや投資するほどの金もないんで、、

高城:絞っちゃったから?

タジマ:そうですね。絞りますかねー、っていうわけにいかないんで、何かそのときに考えます。

高城:えーー!(笑)じゃあ来年今何してるとか、ちょっとタジマさん。来年のタジマさん何してらっしゃるんですか?

タジマ:中々イメージが、、

高城:つかない?

タジマ:まぁ今やってることをとりあえずちょっと、、

高城:もうちょっと?拡げて頑張ってこうかなって?

タジマ:そうですね。

高城:このインターネットの時代で、またスマホ対応もキチンとして。

タジマ:そうですね。勉強しなきゃいけないですね。

高城:やっぱりお客さんね、サイト見て借りない人たくさんいるじゃないですか?

タジマ:はい。

高城:サイト見て申し込んで来ない人。その人をいまリタゲっていって。知ってます?

タジマ:リタゲ。

高城:リタゲっていうのは、サイトを見に来たけど、逃げていくお客に対して広告で追っかけていくんです。

タジマ:はぁ。

高城:やっぱりリタゲ導入しましょうよ。

タジマ:はい、します。

高城:そうすると、結局そのサイトから去った人が誰だかわかるんです。さらに自社サーバーをそこに特別なサーバーを立てれば、Tポイントカードと連動することによって、どこに住んでる誰かが大体わかるんです。

タジマ:へぇー。

高城:そこにポスティングに行けばいいんです。

タジマ:はい、いきます。

高城:そうすると、何故かわかんないけど関係ないサイトをみてるけど、広告にはタジマさんの優しい感じのバナーが出てきて、何故か家帰るとポスティングがされてるから、もしかしたら大手でいいのかな?っていう錯覚に陥るんですよ。

タジマ:はぁーはぁー。

高城:インターネット技術を持ってる闇金が、次の時代を制すると僕は思ってるので、いよいよサイバー闇金の時代ですよ。

タジマ:はぁ。

高城:リタゲいっていただかないと。

タジマ:はぁ。

高城:はぁとか言ってないで!

タジマ:はい。教えてください。

高城:これで稼いだ金で、ラスベガス行きましょうよ。

タジマ:お願いします。

高城:是非、連れてってください。

タジマ:はい。

 

ー高城のナレーションー

 

前回に引き続き、日本の隠れた金融システムである闇金のお話をタジマさん(仮名)にお話いただきました。

 

最後は個人的なお話と、企業コンサルのようになってしまいましたが、最近は警察も厳しくそう簡単には稼げる時代ではなくなってきました。中には早々にオレオレ詐欺に転職した人もいます。

 

かつて映画に出てきた銀行強盗は、拳銃片手に窓口に押し入っていましたが、現代の銀行強盗は顧客データを入手し、全国のコンビニのATMマシーンから一斉に引き落としています。

 

いまや対面することも少なくなった闇の金融業は、電話すら使わずインターネットそしてAIを駆使する時代に突入するかもしれません。

 

いよいよ、AI闇金の時代です。

 

次回もまたお楽しみに。