はたけ のブログ

ラジオの文字起こしをしてます。現在は「高城未来ラジオ」と「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」をやっています。文字起こし専門のブログにしました。

鈴木敏夫のジブリ汗まみれ:「スタジオジブリ」名前の由来。

ラジオ音源です。

http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol01.mp3

 

2007年10月7日放送の「鈴木敏夫ジブリ汗まみれ」初回にて、ラジオタイトルを決めるために、番組スタッフと話されていた中でスタジオジブリの名前の由来について話されていました。

 

  • ジブリの由来は、イタリアの偵察戦闘機

 

 鈴木敏夫スタジオジブリだってねネーミングが必要で、最初東京の吉祥寺というところにスタジオをつくるってことで、みんなの頭に浮かんだのは「武蔵野」って言葉なんですよ。これ、地方の人だとわかんないけど「武蔵野の森」っていうのがね、東京の西の方にあるんで、みんなで最初考えてたのは「武蔵野工房」だとか「武蔵野屋」だのね、いつも武蔵野武蔵野って考えてたんです。で、中々いい名前ないねーっていって。というのは、宮崎駿高畑勲も日本語の名前が好きだったんですよ。それでね、やってる時にね中々ピンとこないなーっていったら、ある時宮崎駿がいきなり「ジブリ」ってダメかな?って言い出して。

 

番組スタッフ:伏線なしで?

 

鈴木敏夫:伏線なかったんですよ、これ。喋ってる途中でポンと出てきたんですよ。それでジブリって何?っ言ったら、イタリアの偵察戦闘機だと。宮崎駿って、そういう飛行機とかそういうの大好きなんで、それで写真も持ってきて見せてくれたんですよ。で、どうしてジブリって名前なんですか?って言ったら、サハラ砂漠に吹く熱い風。それからとってイタリアの飛行機がその名前つけてるんだって言って。そしたら高畑勲っていう人は、実は学があるんですよ、あの人は。「これはジブリって読むんですかね?」って言い出したんですよ。それで宮崎駿はね「GHIBLI」って書いてあるじゃないですかって言ったら、高畑さんは「イタリア式だとねギブリじゃないかな?」って。「いや!そんなことはない!」「俺の友達のイタリア人が、これはジブリだって言った」って宮崎駿は言い張るんですよ。あれ、負けん気ですからね。

 

番組スタッフ:その口調のときは、怪しい、、

 

鈴木敏夫:大概怪しいんですよ。で、そんなにみんなでとやかく言うことでもないから、ジブリって名前にしましょうか、と。ジブリって点々が2つついてるでしょ?ちょっと本当はね、腹が下したみたいでどうかなー?っていうのもあったんですけど、それで行こうってことになって。それで後にね、本当は「ギブリ」だったってことがわかってね(笑)

 

  •  ジブリの名前を変えようとした?

 

鈴木敏夫:僕ら飽きるんですよね。それで3年前かな?2年前くらいかな。宮崎駿がね、ある日僕の部屋に来て「ジブリって名前だけどさ、飽きない?」って言うんですよ(笑)それで僕がね「そろそろ飽きましたね」って話をしたんですよ。そしたら宮さんがね「新しい名前にしようよ」って言ったんですよ。で言ったのが「シロッコ」。僕ねそこら辺の知識なかったんで「何ですか?シロッコって」って言ったら、これもサハラ砂漠に吹く熱い風。同じ風でもねシロッコの方がいいじゃないって。そしたら他の人たちも入ってきて、みんなで検討し始めたんですよ、今みたいにね。そしたらある女の子が「私は嫌だな」って言ったんですよ。「私はジブリの方がいい」って。どうして?って言ったら「だって電話かかってくるでしょう、いろんな人から。スタジオシロッコですって何か弱っちいじゃない?」って(笑)それでジブリのままでいくことになったんですけどね。