はたけ のブログ

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高城未来ラジオ第十六回:日本の医療の闇ー岩澤倫彦さん(ジャーナリスト)前編

ラジオ音源です

第16回 日本の医療の闇-岩澤倫彦さん(ジャーナリスト)前編 - 高城未来ラジオ

ー高城のナレーションー

今回はジャーナリストの岩澤倫彦さんをお招きし、日本の医療問題についてお話をお聞きします。

一体他の治療は、なぜ行ってはいけないのでしょうか。そして、癌の免疫療法の何が問題なのでしょうか。 

 

高城:岩澤さんはジャーナリストですよね?

岩澤:はい。

高城:でも特に医療関係に特化している医療ジャーナリストにも見えるんですが。

岩澤:これは別に自分がこうしたいとか、これをやりたいっていうわけではなかったんですけど、いま日本の社会の中で色んな矛盾が凝縮されているのって医療かなっていうのがあってですね、なぜかそっちばっかり。

高城:著者や記事をみてもほとんど医療関係でね、おそらく日本有数の医療の裏側にも詳しいと思いますので。

岩澤:いやいや、そんなことないです。

高城:今日はその辺の話をお聞きしたいと思うんですが。

岩澤:はい。

高城:特に歯科治療を一番初めにお話聞きたいんですけど、日本の歯医者というのは、世界的にみて遅れてるんですか?技術とか考え方とか。

岩澤:僕自身は世界を回ってきたわけではないので、ドクターたちのお話から判断するしかないんですけど、いわゆる欧米の方が歯科先進国って言われてますよね?

高城:はい。

岩澤:特に北欧なんかが。そこと比べると全く遅れてると。20年くらい遅れてるっていうのがよく言われてる話ですね。

高城:何が違うんですか?

岩澤:やっぱり虫歯の治療にしても歯周病の治療にしても、根本的なところを治してないっていうのが大きいようですね。

高城:根本っていうと神経が痛んでるから抜きましょうとか、抜いて新しい作った歯を入れましょうってことになりますよね?

岩澤:僕らの世代ってよく虫歯の治療に行くと、まず削りますよね?

高城:はい。

岩澤:ガンガン削って銀歯被せて、ちょっと経つとその銀歯が痛くなって、それ繰り返すじゃないですか?

高城:はい。

岩澤:で、そのうちに大きく被せられたり神経抜かれて、早い人だと40代50代くらいで歯を抜いちゃうっていう、そんなに珍しくないですよね?

高城:そうですね。

岩澤:でもそれって30年前くらいから、なるべく削らないようにしよう、ミニマルインタベーションっていう考え方が主流になっていて、何故か日本はそれを導入しなかったと。

高城:何でですか?

岩澤:いろんな説があって、1つは保険の診療っていうのが設計がちょっと違うと。

高城:それ厚生労働省の問題ってことでしょうかね?

岩澤:昔の歯科医師会と当時の厚生省と言われていた時代の人たちが、どんな風に日本の歯の治療をやっていこうか、と設計をした時に、歯をガンガン削っていったりとか、そういうことに保険の点数をつけたので、まずそれが1つと。

高城:そっちの方が儲かるってことですね?

岩澤:ええ。

高城:僕ね、カリフォルニアとヨーロッパに住んでたことがあって、一番初めに歯がおかしくなりました。そうするとコーディネーターの人に相談に行くんです。これは神経の専門医の人に行かなきゃいけない、削る人に行かなきゃいけない、大体医療の人って色々いるんです。そのコーデネーターに相談して、それがどうなるかってことがその後決まるから設計をコーデネーターの方との信頼関係なんですよね。

岩澤:うん。

高城:ここは保険でカバーできるけど、ここは保険でカバーできない。保険っていっても国民健康保険みたいものではなくて、個人的なプライベートな保険に皆入ってるんです。

岩澤:ええ。

高城:僕はそのコーデネーターの友達何人もいてね、ヨーロッパの中では圧倒的にスウェーデンが進んでるんですよ。スウェーデンの人の老人の歯は、大体日本の80代の倍はあるし、とにかく削らないいじらない。最近日本は腸内細菌って言いましたけど、口内細菌っていうのが向こうで当たり前で言われていてね。

岩澤:ええ。

高城:口の中の環境、すなわち良い菌の環境をどうするかっていうことを調べるんですよね。ヨーロッパだと新技術っていうのがあって、これ10日くらいかかるんですよ。

岩澤:ほぉー。

高城:その代わり細菌が何十種類って具体的に出てきて、この菌を入れとくと虫歯にならない菌っていうのもあるらしいんですよ。それを入れ直す。菌を移植するというか。そうすることによって虫歯になりづらくなる、すなわち予防歯科っていうのが、ヨーロッパ全土で取り入れてるんですよね。検査に10日くらいかかってるんですよ。

岩澤:ええ。

高城:僕も一回見てもらって、菌を入れる飴みたいのがあって、それを舐めさせられます。そうすると確かに良くなって、更に言うとその菌は花粉症に効くらしいです。

岩澤:ええ!

高城:だから歯が良いと口内環境が良いと、花粉症になりづらいそうですよ。

岩澤:へぇー。

高城:だから腸内環境と一緒らしいんですけど、良い環境にすると良くなるから、削ったり消毒したり歯を1日に何回も磨くとかあるじゃないですか?

岩澤:ええ、ええ。

高城:あれは悪夢だっていいますね。歯を磨くのって悪夢なんですってね。

岩澤:その辺がね、日本の歯科治療って、とにかくご飯のたびに歯を磨きましょうってあったじゃないですか?

高城:1日3回綺麗にしましょう!と。

岩澤:でもあれはやっちゃいけないことだったって、最近言われてますよね。

高城:本当ですか?それ。

岩澤:ええ。

高城:寝る前は歯を磨くの多いですよね?あと歯を磨くだけじゃなくて、ヨーロッパだと歯磨き粉にフッ素入れるの禁止なんですよ。

岩澤:へぇー!

高城:脳の神経が溶けるって言われていて、実際にアメリカの州によってはフッ素入れるの禁止なんですね。日本だと当たり前じゃないですか?それはアメリカのFDAと日本の薬事法で微妙なルールが違って、いわゆる抗ガン剤でもアメリカで駄目でも日本でもオッケーなのいっぱいありますよね?

岩澤:はい。

高城:最近、ガンは増えてますよね?

岩澤:ガンのことでいうと、よくEBMってエビデンス・ベスト・メディシン。

高城:ええ。言いますね。

岩澤:例えば、抗ガン剤は一定の効果があるからやってると言われている中で、免疫療法って最近ありますよね?

高城:ありますね。

岩澤:免疫力高めるとか。だけど実際あれはEBMがないんですよ。

高城:ないですよね?アメリカの先端医療では認めてませんね。

岩澤:そうなんですよ!それが日本だけあれ凄い金額でやるんですよね。

高城保険外診療ですよね?

岩澤:そうです。ある意味日本は保険外診療って、厚生労働省があまり立ち入れない分野で、グレーゾーンなんですよね。で、癌の専門家なんかはあれ本当に末期癌ビジネスだって言い切る人がいるくらいで。

高城:はい。

岩澤:そこそこ有名な大学の先生が名前貸してるので、あまりドクター達も言えないわけですね。で、未だに放置状態になってるという。

高城:結構受けられてる方、多いですよね?

岩澤:多いですし、先日あるセミナーに潜入してきたんですけど、そこでは早くやってください!と。迷うことはないです、他よりもこの免疫療法が良いですって言うんです。これっていわゆる催眠商法と同じ手法で、とにかく早くやれと。そういう急かして一回そこに入っちゃうと洗脳されちゃうので、で、高額な費用を、、

高城:壺買えば病気にならないっていうのと、一緒ですよね?

岩澤:同じだと思いますよ。

高城:最近、代替医療凄い流行ってて、それなりに効果もあるのあると思うんでしょうけど、実際に治った方もいらっしゃいますよね?あれ。

岩澤:免疫療法のすごくズルいのが、免疫療法単独で治ったっていうデータないんですよ。

 

ー高城のナレーションー

 

驚いたことに癌の免疫療法は、新興宗教で壺を買うのと同じようなものだとお話しになっていました。

 

なにしろ根拠に乏しく、免疫療法だけで治ることはないとのこと。また日本の歯科治療は、ヨーロッパに比べて20年遅れているという話もありましたね。

 

僕もヨーロッパで何度か歯医者に行ったことがあるので実感しますが、確かに根本的な考え方が大きく違うように思います。

 

これはもしかしたら、環境保護と似ているかもしれません。自分の歯や体を守るのか、それとも開発同様削り倒していくのか。

 

お話は次回に続きます。