はたけ のブログ

ラジオの文字起こしをしてます。現在は「高城未来ラジオ」と「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」をやっています。文字起こし専門のブログにしました。

高城未来ラジオ第二十回:高校卒業後の進路は「世界一周」ー宮澤かれん 前編

ラジオ音源です

第20回 高校卒業後の進路は「世界一周」-宮澤かれんさん 前編 - 高城未来ラジオ

 ー高城のナレーションー

 

今回はこの春高校を卒業して、進路を世界一周に決めたという宮澤かれんさんをお招きし、その目的をお聞きします。

 

一体なぜ大学への進学や留学ではなく、世界一周の旅に出るのでしょうか。

 

そしてその資金は、どのようにして調達したのでしょうか。

高城:かれんさんは高校生ですよね?

宮澤:はい、そうです。

高城:無事に卒業出来たんですか?この春。

宮澤:出来ました、何とか。

高城:よかったねーおめでとうございます。

宮澤:ありがとうございます。

高城:卒業後の進路は?

宮澤:卒業後の進路は、一言でいうと世界一周です。

高城:世界一周⁉︎高校生からいきなり世界一周?

宮澤:そうです。

高城:だって普通高校出たらね、大学に進学したりとか世界一周って言わなくても留学したりとか、もちろん就職する子もいるだろうし、浪人する子も専門学校に行く子もいると思うんですよ。卒業と同時に世界一周って選択はあまりありませんよね?

宮澤:そうですね。

高城:周囲に反対されましたか?

宮澤:ちょっと考えた方がいいって言われました(笑)

高城:言われるよね!(笑)て、どうしたの? 

宮澤:まぁそうですねって。

高城:一応引き下がっておこうと。そこは。でも自分では行く気マンマンですね?

宮澤:はい。

高城:何で世界一周にしようと思ったんですか?険しい道じゃない?それ。

宮澤:一番やりたかったことが世界一周で、いつかやろうと思っていたんですけど。

高城:いつかは?別に高校卒業のタイミングじゃなくても。

宮澤:普通に就職してお金を稼いで、ある程度自分で稼げるようになってから自分のお金でいつか行こうと思ってたんですけど、、

高城:なんでいつか行こうと思ったの?別に行かなくたっていいじゃない?

宮澤:留学をしたときに、、

高城:どこに行ってたの?

宮澤:オーストラリアです。

高城:高校生のときに?

宮澤:高校2年時に、1年間行っていたときに自分の今までのコンプレックスが、私って特技が何もないなって思ってたんですね。

高城:うん。

宮澤:でも留学をしたときに、まず自分のことを誰も知らない学校に行っても。私もその土地のことを知らないし人も知らないっていう、全くゼロからのスタート、新しい環境の中だと、自分がこんなに人と話せるんだなとか、こんなに自分の良いところを見つけられるようになって、自分は新しい環境の方が成長できるんじゃないかってそれに気づいたので、ずっとその場所にいるんじゃなくてちょくちょく場所を変えながら生きていけたらいいんじゃないか、、

高城:最高だと?

宮澤:はい(笑)

高城:まず一つ目の国は、どこに行こうと思ってらっしゃるんですか?もう出発の御予定ですよね?どこ行くんですか?

宮澤:ブラジルのリオデジャネイロに行こうと思ってます。

高城:リオに行く⁉︎いきなり⁉︎ハードル高いっていうか、地球の真裏じゃない?こっから言えば。

宮澤:そうですね。

高城:なぜリオなんですか?

宮澤:いくつかあるんですけど理由は。一番は自分の地元でブラジルの娘って呼ばれてるんですね。

高城:ええ。

宮澤:なんでかというと、父のあだ名がブラジルなんですけど。

高城:父がブラジルって呼ばれてるんだ!(笑)地元で。だからブラジルの娘だから、、

宮澤:まずはブラジルかなって(笑)

高城:(笑)お父さん、なんでブラジルって呼ばれてるんですか?

宮澤:お父さんは、若い頃にサッカー留学でブラジルに行ってて、、

高城:なるほど。その流れで日本に戻ってきてもブラジルって呼ばれてて、その更に流れでブラジルの娘と呼ばれてるから。

宮澤:はい。

高城:で、君は行ったことないし。まずはブラジルだと。

宮澤:はい。

高城:ハードル高いね!上げたね!リオってね、どんな印象ですか?行ったことないよね?

宮澤:行ったことないです。

高城:僕は5、6回あるんですけど、どんな印象ですか?

宮澤:あったかくて陽気な人たちで溢れてるような(笑)

高城:テレビで観ましたね(笑)それ。YouTubeで観ただけだろ、それ!実際は危ないんですよ。ファイブスターって呼ばれてる5つ星のホテルが襲撃されて全部燃やされるくらい危ないんです。そんなとこないよ?ねえ、だから本当気をつけなきゃいけないし、誰かお知り合いいるんですか?お父さんのお知り合いとか。

宮澤:一応父の知り合いがいるので。

高城:そこにお世話になろうと?

宮澤:はい。

高城:じゃあ初めはね、その街には街のルールってあるんです。その街のルールを理解することが重要なんですよ。メキシコシティだったらね、電柱のそばに片っぽだけ靴がかかっていたら、そこは危ないエリアなんです。

宮澤:へぇー。

高城:そうなんです。そういうのっていっぱいあるんです。街のルールが。そういう街の誰も教えてくれない地球の歩き方とか旅行ガイドに載ってないルールを習った方がいいです。リオだと凄い綺麗なビーチがあるわけ。

宮澤:はい。

高城:そこのビーチでね、白い服を着た人たちがなぜか変わった踊りをしています。そこには入ってはいけません。それは新興宗教の集会なんです。ウンバンダっていう。色んな街のルールがあって知らないじゃないですか?

宮澤:はい。

高城:リオはリオのルール。次の街に行ったら次のルールって絶対あって、ロンドンにはロンドンのルールがあります。当然その中には何時以降ここには行ってはいけませんっていう地域があるんです。何時までだったら行ってはいいけど、何時以降はそっちは行っちゃいけないよってところもあるんですよ。

宮澤:ああ。

高城:そうなんです。だからそういうところに気をつけなきゃいけないし。ちなみに世界一周をするお金は、お父さんが出してくれたんですか?

宮澤:いえ。クラウドファンディングで集めました。

高城クラウドファンディングで集めた⁉︎凄いねぇ!それはどういう理由で?私行きたいからお金頂戴って言ったの?

宮澤:そうではなくて、世界一周も最初は私の勝手な一人旅だったのですが、色々来てくれるような方を、、

高城クラウドファンディングで募ったんですか?

宮澤:組織の、、

高城:組織⁉︎日本の暗黒組織?なに?悪の帝国?君なにもん?(笑)

宮澤:旅をするんですけど、ただの観光ではなくて病気や障害をもってる子供たちの、あとはそれを応援してくれる手形を集める世界一周なんですね。

高城:そういうテーマがあるんだ!

宮澤:はい。

高城:初めはそうじゃなかったけど、途中でそうなったってこと?

宮澤:そうですね。初めはずっと世界一周したくて、でもやるには何かテーマが必要だなと思って、、

高城:自分なりに考えて?探したの?

宮澤:はい。何かいいテーマがないかなと思って。で、誰かのためになるようなことになればなーと思っていたら、たまたま高3の夏休みに手形を集めてる人たちがいたんですよ。

高城:はい。

宮澤:色んな可愛らしい色のスタンプ台が並べてあって、そこに一枚A4の紙があってそこに皆押してもらう。何してるんだろうって気になって聞いてみたら、子供たちの手形を集めて10万人分集まったら、それを2020年のパラリンピックで掲げるっていうことがありまして。

高城:凄いねそれ。

宮澤:何のためにやってるんですかっていうと、色んな人に知ってもらうために誰でも参加が出来る。そこがキッカケで障害とか病気について知ってもらったり、あと障害を暗いってイメージじゃなくて楽しいし、別に重いことじゃないんだよっていうのをそれを通して伝える、、

高城:それ何ていう名前なんですか?

宮澤:Hand Stamp Art Projectって。

高城:Hand Stamp Art Project。なるほど。

宮澤:先月一般社団法人になったので、私はその海外特派員として世界一周に行けることに。

高城:すごいね!だから最初は個人で周ろうと思ったのに、気がつくとその人たちが協力してくれたってこと?

宮澤:そうです。

高城:で、特派員にしてくれてそのHand Stamp Art Projectから資金も提供してくれた?

宮澤:そうですね。Hand Stamp Art Projectがお金を集めて、その分を私に使う。

高城:それがクラウドファンディングで集めたんだ?

宮澤:はい。

高城:それでもうお金が集まった?

宮澤:集まりました。

高城:やったねー。素晴らしいですね。これで行けるわけですね。じゃあ10万人君一人で集めるの?

宮澤:いや、10万人はプロジェクト全体で。私がその国に行って集めるのはそうなんですけど、私が考えてるのはブラジルに行ったときに滞在して、この人ならやってくれそうだなって人に、、

高城:手伝ってくれそうな?仲間を集める旅だ!

宮澤:ハンドスタンプの友達みたいな。

高城:なるほど。ロードオブザリングみたいになってきたね(笑)段々。

宮澤:(笑)それをつくって、そうすれば私がその土地を去ったあとでも、その人が3年間続けてくれるじゃないかって。

高城:集めてくれて、最後送ってくれればいいわけだ。なるほど、その人を見つけなきゃいけない、各国で。

宮澤:そうですね。それを予定では25カ国周る予定なので、25人出来ればなって。

高城:なるほど。その1カ国目がブラジルってことですね?

宮澤:そうです。

 

ー高城のナレーションー

 

実は初めてお目にかかっときにはまだ17歳で、僕にいきなり声をかけてきた上に、卒業後の進路を世界一周にしようと思っているのですが、どう思いますか?と尋ねられました。

 

そこで僕は、きっと周囲は反対するかもしれないけど、君がやりたいことをやったほうがいいし、それが大変なら大変なだけ協力者も増えるんですよ、とお話ししました。

 

そしてその次にお目にかかっときには、もうクラウドファンディングでお金を集めたあとです。高校生なかなかやりますよね。

 

その時の彼女の悩みは、同じように高校を卒業と同時に世界一周の旅に出て、何かを成し遂げた女性を見つけられないというものでした。そこで僕はお話ししました。だったら君がその思いを本に書けばいいじゃないか。そうすれば、君のあとに同じように悩む人たちのきっと助けになるんじゃないかな、とお話ししたのです。

 

その本は面白いと思いますよ。ビリギャル以上に。

 

お話は次週に続きます。