はたけ のブログ

「高城未来ラジオ」と「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」のラジオ文字起こしをやっています。

高城未来ラジオ第三十一回:商品は自分ー春咲ひなたさん/キャバクラ嬢 後編

ラジオ音源です

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ー高城のナレーションー

 

今回は前回に引き続き、新宿歌舞伎町を代表するカリスマキャバ嬢ひなたさんをお迎えして、どのような経緯で今のお仕事についたのかお聞きします。

 

いったい、なぜキャバクラで働こうとお考えになったんでしょうか。

 

そして、危険な目に遭うようなことは本当にないのでしょうか。

高城:ご自身の過去を振り返って、もし18歳の女の子がこの番組聴いてたとしましょう。アドバイスするとしたらアイリストになれといいますか?それともキャバ嬢やってみろといいますか?まずキャバ嬢やってから別のものに投資しろと言いますか?違うことを勧めますか?

ひなた:やりたいことを見つけることに一番時間を使った方がいいと思います。

高城:はい。18歳のときにやりたいことありました?

ひなた:なかったんですよ。

高城:そのとき18歳の頃、キャバ嬢なってないですよね?

ひなた:やってないです。

高城:何やってました?普通の仕事したことあるんですか?

ひなた:ありますあります。その時はずーっと4年間もんじゃ焼き屋さんで働いてて私。

高城:10代の頃?

ひなた:17からずーっと。

高城:またグチャった感じだねー。いいねー。

ひなた:いやいや(笑)江戸の文化なんで(笑)

高城:このルックスから江戸っていう言葉が出るとは思わなかったけど(笑)はい、ドンドンいきましょう。

ひなた:はい(笑)普通のカラオケ屋とかで働いてたりとか。

高城:普通のサービス業ですね?

ひなた:そうそう。学校行きながら飲食業やってて。でもまぁお金稼ぐってなると水商売がはやいのかなーとか思って、この商売飛び込んだんですけど。

高城:何かきっかけはあったんでしょうか?

ひなた:学費を自分で払ってたんですよ。だから中々の苦学生で。

高城もんじゃ焼き屋では厳しいかもしれないですね。

ひなた:厳しいと思って、社員さんより時間数働いても30万とかその程度しか稼げないんですよね。

高城:充分じゃない?

ひなた:でも家賃と学費考えると、中々足りないんですよ。で、最初は朝キャバ。

高城:朝キャバ?

ひなた:そう。当時出来たばっかりのキャバクラ。そこから夜に移行したんですけど。

高城:援交にいこうとは思わなかった?

ひなた:私世代なんですよね。中学生のときに援交ブームで、でも私は自分を売るというか人にやってもらうっていう方がいい。

高城:ということでキャバ嬢にスカウトされた?

ひなた:いや自分からですね。自分から飛び込んでいって。

高城:もし自分が今18歳19歳でその道を進むとしたら、進めますか?やりたいことはどうしても見つからないと。お金ももうちょっと稼がないといけない。

ひなた:やりますよ。キャバクラ嬢いい仕事だと思ってるので。

高城:それはそうだ。お金も稼げるし。

ひなた:自分も知れるし。

高城:自分も知れる?それはどういうことですか?

ひなた:中々自分を売る商売ってないじゃないですか?商品が自分って。

高城:プレゼンテーションするってことですね?お客さんに。

ひなた:自分が知らなかったら多分売れないんですよね。

高城:ひなたさんの自分のチャームポイントって言い方いいかわからないですが、お客さんにプレゼンテーションする最高の武器というか。

ひなた:すっごい笑ったら可愛い。

高城:はぁーー。笑ってなくても可愛いように僕は感じますけど。

ひなた:何ですかね。嘘のつかなささ。

高城:正直ではある?

ひなた:正直ではある。

高城:ということは、本当にそれが面白くなかったら笑えないですよね?

ひなた:まぁそうですね。これは笑えますよ(笑)

高城:それは笑えるってことは、それだけ楽しいってこと?

ひなた:そうですそうです。

高城:性格が明るいってことでしょうか?

ひなた:明るいですね。怒らないし、いつも笑ってるし。

高城:困ったお客さんってキャバ嬢から見ると、どういうお客さんが困ったお客さん?喋らないお客さん?

ひなた:まぁ喋らないお客さんは困ったさんだけど、でもまぁ可愛いもんですよね。

高城:口説いてきたり触ってきたりする人?どういう人?困るの。

ひなた:うーん、アフターで豹変する人とかは(笑)

高城:え?(笑)

ひなた:店ではいい人なんだけど、アフター行って酒が入ってきたりとか個室入った瞬間に豹変する人とか。

高城:どう豹変するの?

ひなた:急にどこでも押し倒しちゃったりとか。

高城:テント張ってる?山じゃないのにテント張ってる?

ひなた:テント張ってる系。どうしたんだー!みたいな。

高城:それどうするんですか?ヤバイ火事場をどう乗り切るんですか?

ひなた:予防線を張るぐらいしか出来ないですよね。女の子は。個室に行かないとか。

高城:スタンガン持ってるとか。

ひなた:それ出す余裕ないと思いますよ。

高城:なるほど。今までそういうピンチがあったってことですね?

ひなた:ありましたありました。

高城:どこで見抜くんですか?この人後で豹変するんじゃないかなっていう人。

ひなた:基本的には営業中にお酒をあまり飲まないとか、飲めるのに飲まないとか、そういう人はその後のこと考えてるからだなーって思いますね。男って飲めば使い物にならなくなる生き物じゃないですか?

高城:なるほど。てことは、飲ました方がいい?

ひなた:飲ました方がいいです。キャバクラ嬢をやることがあったら、酒は飲ます!

高城:とにかく飲ませた方がいいと?

ひなた:飲ませるのが仕事なんで。

高城:そしてベロベロにしてお金だけ使ってもらって。

ひなた:ポイポイって(笑)

高城:そうかー。飲まない客ほど危ないと。

ひなた:危ないです危ないです。

高城:あとはストーキングに遭ったことはありませんか?

ひなた:ありますよ。今ある程度の家にしか住まないって公言してるんですけど、その前の頃に家賃なんて5万とか6万のアパートに住んでたんですよね。玄関のドアにポストの穴みたいなのがついてる部屋で。そこに住んでる時にストーカーに遭っちゃったんですよ。ずっとポスト荒らされたりとかゴミ荒らされたりとかしてて、どうしようもないし怖いしでも家に帰んないといけないし。で、ある日そのポストの穴からコッチを見てたんですよ。

高城:え!

ひなた:目があった瞬間ポスト閉めるんですよ。

高城:警察に電話じゃない?!

ひなた:もう速攻警察に電話して、速攻解約して、それ以来安い家には住まない。

高城:その人捕まったんですか?

ひなた:捕まりました。

高城:他にもお客さんからプレゼント貰いますよね?

ひなた:はい、貰いますね。

高城:その中にカメラやマイクが入ってないとも限りませんよね?

ひなた:ものによりますよね。

高城:どんなもの貰うんですか?ロレックスだったらわかりますけど。

ひなた:それコメ兵チャンスですね!

高城:はい。そうじゃないもの。

ひなた:ヌイグルミとか。

高城:はい、ありますねー。よくある話ですよね。

ひなた:あとは食べ物とか。

高城:食べ物は消え物だから食べたら終わりですけど、何が入ってるかわからないので、まず違うキャバ嬢の友達に食べさせてあげるとか。

ひなた:黒服呼んで!担当の黒服に一回(笑)

高城:毒味じゃん!どんだけ殿様?まぁそういうのありますよね。でもヌイグルミはそうはいきませんよね?

ひなた:ヌイグルミに関しては、私は申し訳ないですけど持って帰らないですね。

高城:何が入ってるかわからないから?

ひなた:そうですね。

高城:それも黒服の人にあげるんですか?

ひなた:あげますよね。代わりに盗撮されてこいと(笑)

高城:黒服が映ってたら嫌だろうな、カメラ見てて。

ひなた:後悔するだろうなと。そういうことになんだぞと。

高城:わざと着替えたりとかね。黒服の人が。何入ってるかわかんないもんね?

ひなた:そうそう。

高城:他にはどんなものがあるんでしょうか?

ひなた:あと貰ったら怖いプレゼント何でしょうかね。

高城:貰ったら微妙に嬉しいプレゼントでもいいですよ。例えばヘッドホンとか。

ひなた:あーー、家電?

高城:ヘッドホンだって売ったって大したことないじゃない?

ひなた:でも本当に実用性のある自分の知らないのとかだったら、嬉しいですよね。

高城:だよね?だからヘッドホンは売られないし転売されないしコメ兵チャンスでもないし黒服にもあげられないから、いいプレゼントですよね?

ひなた:いいプレゼントですよね。センスいいなと思いますよね。

高城:ですよね。他には何がいい?

ひなた:ピアスとか。

高城:ダイヤとか入ったやつじゃないんですか?

ひなた:入ってた方がいいですよね(笑)

高城:また(笑)高いじゃーん。そういうの。

ひなた:でも高さは愛じゃないですか?

高城:きた!今いい発言きましたねー。さすが。10年キャバ嬢やってるだけに、値段は愛?

ひなた:愛ですよ。

高城:なるほど!そこはほぼ比例するんじゃないかと?

ひなた:と思います。

 

ー高城のナレーションー

 

苦学生の話から始まったと思ったら、最後にはプレゼントの値段は愛とまで言い切って下さいましたひなたさん。

 

これを成長というのか夜の世界に染まったというのか、お話をお聞きする人によって解釈は様々あると思いますが、この辺りの幅広いトーク術が多くの顧客を魅了する秘密なんだと思います。

 

また、ストーカーをはじめとする夜の罠も多くあるでしょうから、不特定多数のお客様とお酒を飲むというリスクは、想像以上に大きいのかもしれませんね。

 

それにしても、お店に伺うのは安くないはずです。今度はキャバクラにハマって大変だったというお客さんをゲストにお迎えして、お話を逆にお聞きしたいものです。

 

次回もまた新しい世界を垣間見たいと思います。