ラジオの文字起こしのブログ

「高城未来ラジオ」と「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」のラジオ文字起こしをやっています。

高城未来ラジオ第三十二回:大麻産業最前線ー松丸誠さん/ヘンプフーズジャパン社長兼エリクシノール社長 前編

ラジオ音源です

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ー高城のナレーションー

 

今回はヘンプフーズジャパン社長兼日本最大のCBDオイル会社エリクシノール社長を兼任し、事実上日本最大の食用大麻市場を一手に握ってらっしゃる松丸誠さんをお招きして、大麻産業についてお聞きします。

 

いったい、ヘンプマリファナはどう違うのでしょうか。

 

そして、個人が大麻産業に参入するにはどうしたらいいのでしょうか。

高城:松丸さんは食用大麻の日本の最大手ですよね?

松丸:あのー、最大手かどうかはちょっと、、

高城ヘンプフーズジャパンの社長でいらっしゃって、CBDオイルのエリクシノールと日本でたぶん最大手だと思うんですけど、その両方の社長をやってらっしゃいますよね?

松丸:はいそうです。

高城:ですから食用の大麻の最大手だと思うんですけど、大麻って日本だといいイメージないじゃないですか?

松丸:そうですね。僕が始めた頃から、海外の麻、ヘンプのイメージと日本に帰ってきて事業を始めたときのギャップみたいなのは感じますよね。

高城ヘンプといわゆる大麻マリファナとか言われますけど、この違いは何なんでしょうか?

松丸ヘンプっていわれてる植物は、麻に含まれてる成分の中で陶酔性があるのがTHC。その成分の極端に少ないものを産業用麻として生成されている欧州、北米もそうですけど、それをヘンプと呼んで、マリファナと一般的に呼ぶものは、THCという成分が高い植物ですね。

高城:なるほど。ということはTHCが入ってなければ日本でも合法ってことですね?

松丸:おっしゃる通りですね。日本では歴史がありまして、その歴史で使われてる麻っていうのはヘンプに近い。THC濃度はそんなに高くなかったって言われてますね。

高城:昔の日本の麻っていうのは、THC濃度がそんなに高くなかった?

松丸:元々日本では低かった、という。

高城:いつから高くなっちゃったんですか?

松丸マリファナという俗語自体生まれたのも、100年も経ってないですから。

高城:いわゆる麻はどれくらいの歴史持ってるんですか?

松丸:麻は何千年何万年という歴史の中で、人間と共生してきた植物なので、古いものだと何万年前になりますね。

高城:いわゆる3000年位前から、人間と近い関係にあったと一般的に言われていて、娯楽用の吸引がダメになったのは1961年にWHOが正式にダメにした。つい最近のことだと思うんですけど、ところがアメリカだと医療大麻が20年くらい前にドンドン解禁になっていって、最近は娯楽大麻まで解禁になってますよね?

松丸:おっしゃる通りですね。

高城:そうすると、医療大麻、娯楽大麻そして松丸さんが扱っている食用大麻、全部一緒になってきているような印象を受けるんですけど。これは棲み分けられてるんですか?

松丸:あまり棲み分けが出来ていないというのが現状ですね。

高城:アメリカは50州のうち25州は医療大麻は解禁になっています。医療大麻についてお聞きしたいんですが、医療大麻ってていうのは実際に効果あるんでしょうか?

松丸医療大麻の効果を感じて利用されている方っていうのは確かにいらっしゃると思うんですね。そしてアメリカの国立がんセンターも麻に含まれている成分が抗酸化、抗炎症いわゆるガンの抑制に効果があるんじゃないかっていうことも発表してますので、全くないっていうことはないんでしょうけど。

高城:日本だと食用大麻も、ひょっとしたら何がマズいものが入ってるんじゃないかっていう印象さえ与えかねないと思うんですが、その点仕事しづらいですよね?

松丸:そうですね、仕事はじめた当初もそうでしたけど、、

高城:何年ぐらい経つんですか?会社始めて。

松丸:今期で4期目なんですが、ヘンプという言葉をつけた会社名をつけることに対して周りからも抵抗がありましたし。

高城:やっぱりそうなんですか。しかし周りからもその名前は良くないんじゃないかと。その仕事はどうなんだと、言われたことがあるんですか?

松丸:そうですね、はい。

高城医療大麻も効果あるっていうことはわかってきたんですけど、食用大麻いわゆるヘンプは人間の体に良いものなんですか?

松丸:今の一般的な食事を見ていくと、麻は完全食に近い。今までの食事に1杯2杯ヘンプ、麻の実をを加えていくというサプリメントみたいなので現状は広まっていってるという。

高城:どういう食べ方がオススメですか?

松丸:僕らが一番オススメしているのが、ナッツだとサラダにかけたりだとかご飯にかけたり。

高城:例えば、ヘンプのオイルがありますよね?サラダオイルいっぱいありますけど、代わりにつけるとかドレッシングの代わりにつける、色々あると思うんですけど、何の代わりに使うのがいいのか、もし具体例があれば。

松丸:確かにいい油たくさんあると思うんですが、麻の油とは本来の脂質のバランスが違うので、オリーブオイルみたいな油も加えながら麻の実の油を加えていただくとバランスが良くなる。

高城:両方使うっていうのは、ありですか?

松丸:ありですね。

高城:オリーブオイルと一緒に麻の油を両方使って、良いコンビネーションで料理するとか。

松丸:それを基本にしていただいて、好きなオリーブオイルを加えていったりっていうのをオススメしています。

高城:なるほど。もうちょっと深いところまでお聞きしたいた思っているんですけど、ヘンプフーズって会社、オーストラリアの会社ですよね?

松丸:そうです。

高城:原材料はオーストラリアから輸入しているんですか?それとも向こうで完全にパッケージされて日本に送られてくるんですか?

松丸:パッケージされた商品を輸入して販売するという形とってたんですが、ウチの会社とオーストラリアの工場の目標は日本でスタンダードをつくりたい。日本で採れたのを日本の人が食べるっていうのが目的なんで。

高城:現状として食用の大麻畑って、日本にあるんですか?

松丸:残念ながらまだ需要と供給のバランスがとれていないっていうのがあると思うんですが、、

高城:ないってことですね。

松丸:ほとんどないですね。

高城:これ合法なんですか?違法なんですか?例えば僕が食用の大麻畑をはじめようとします。それは許可がいりますよね?

松丸:おっしゃる通りですね。

高城:人参は許可はいりませんよね?レタスもキャベツもいらない。ところが合法的な食用の大麻畑でも許可がいるんですね?

松丸:おっしゃる通りですね。

高城:許可とれるものなんでしょうか?

松丸:許可が各都道府県のトップから許可をいただくと形なんですね。

高城:知事ですね。

松丸:そうです。今のところ食用という形でとれてるところはないので。

高城:ないんですね?

松丸:はい。

高城:ということは松丸さんや松丸さんの会社がお考えのメイドインジャパンヘンプの畑は、まだまだ先になりそうってことですね?

松丸:まだまだ見えないところが多いというか。

高城:なるほど。

 

ー高城のナレーションー

 

随分言葉を選んでらっしゃいましたが、それだけ日本では世間の風当たりがまだまだ強いということなんだと思います。

 

その上、松丸さんはあまり表に出て話したがらないご様子で、実はこの収録はエリクシノール本社がある米国まで出向いておこなっています。

 

米国では、続々と医療大麻どこらか娯楽大麻も解禁され、どうやら税収も犯罪をコントロールすることも成功しているご様子です。

 

しかし、メイドインジャパン大麻とは実に面白いですよね。さて、それはいつ頃になるのでしょうか。

 

お話はより深く危険な次週に続きます。