はたけ のブログ

「高城未来ラジオ」と「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」のラジオ文字起こしをやっています。

高城未来ラジオ第三十九回:盗聴・盗撮の実態ー佐々木文子さん/みききんず株式会社社長(後編)

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ー高城のナレーションー

 

今回は前回に引き続き、株式会社みききんず代表佐々木さんをお迎えしまして、盗聴・盗撮防止最前線についてお話を伺う後半です。

 

果たして、本当に盗聴・盗撮を防止することが出来るのでしょうか。

 

また、盗聴・盗撮の本当のリスクはどこに潜んでいるのでしょうか。

 

高城:いったい誰が仕掛けるんでしょうか?個人のお宅とかに。どうやって?ご存知の範囲で教えていただきたいんですが。悪用はしませんよ?

佐々木:結構身内の方が多いです。

高城:やっぱり近い人たちなんですね。だって市役所だって警察だって個人宅だって、そこに入れなければ仕掛けられませんよね?

佐々木:はい。

高城:確かに機械は精密になってますよね?最近だと電源タップであるとか火災報知器とかにフェイクのものがいっぱいありますけど、そこまで行くのが大変ですよね?

佐々木:そうです。

高城:ですから、行ける人って限られてますよね?

佐々木:はい。

高城:それが一番恐いですね。

佐々木:ただですね、これはネットで結構騒がれましたけど、全く知らない人が女性の一人暮らしのところに盗撮してたんですね。

高城:どうやって?

佐々木:管理人さんかなんかの合い鍵を手に入れたらしんですけど、たまたま盗撮の中で自分の姿が映ってたんで、全く知らない人だったらしいんですよね。それで警察に届け出て公開捜査になって、結構お世話になりましたね。

高城:なるほど。それは捕まったんですか?

佐々木:捕まりました。

高城:それは映ってたら捕まりますよね。だってみききんずさんの機械買ったらバレちゃうじゃないですか。ってことはここの機械にバレないものを仕掛けないといけないですよね?ということは通常の電波帯に混ぜなきゃいけないってことですね。一番良いのは2.4GHzのWi-Fiですね。そこで送れば機械に引っかかりませんから。そうすれば盗聴も盗撮も出来ますよね?

佐々木:はい。ただしですね、それも出来ないように私たちしなきゃいけないと思いまして、今盗撮に関しまして、ある大学と共同でLEDの電気にここだけは盗撮が出来ないというエリアを作ろうと思いまして、それを共同研究してるところなんですけども。

高城:感度もいいですから、真っ暗でも映るようになりましたし、2.4GHz混んでますから。どこが盗撮されてるかわからないじゃないですか?そうしたらどう対抗するんですか?

佐々木:LEDの電球のところにウチが開発した装置をつけまして、そこから来るフリッカーっていうものを入れまして解読不可能にするような形で。

高城:そうすると防止になるんですか?

佐々木:はい。だって観れなくなるんですもの。

高城:でもWi-Fi帯にのっけられたら、見つからないような気がするんですけど。

佐々木:盗撮に関しましてですね?

高城:うん、盗撮。

佐々木:大丈夫です。

高城:大丈夫なんですか!本当かなー。それちょっと是非見てみたいけどな。僕絶対に裏かける自信あるんですけどね。

佐々木:本当ですか?

高城:盗聴・盗撮したことはないんですけど。盗聴はどうですか?

佐々木:まだそこは、、

高城:ダメですよね?携帯電話も全部使えなくなっちゃうから。ということは、盗聴は出来るってことですよね。

佐々木:(笑)電話だとね。

高城:5.2GHzを使えば。2.4か5.2を使えば絶対出来ますよね?混んでるから絶対わからないですよね?

佐々木:そこまでやる人がいるかってことですよね?

高城:みんなやってくるんじゃないですか?これから。

佐々木:いやーこちらも頑張ります。

高城:インターネットがこれだけ世の中に普及しちゃうと、街中リピーターだらけだから、そこを通り抜けていけばね、どこからとってるかわからないじゃないですか。で、盗聴のプロっていうのはコロンビアにいるんですよ。コロンビアって世界で唯一合法的に盗聴が出来る国なんですよ。ですから盗聴のプロはみんなコロンビアにいるんですよね。

佐々木:ちょっと今度コロンビアに行ってみます(笑)

高城:海外に行くといろんなこと知ってるんですけど、みんな公共網使ってますよね?

佐々木:そうですね。

高城:当然、コンピューターデバイスとか年々小さくなって高性能になってわかりずらくなってますが、要は仕掛ける人がいなければ成立しないわけですから、人の問題ですよね?メンタル的にどこかおかしかったり、お金で何かそういうことしちゃう人が増えてきたと考えるべきなんでしょうか?

佐々木:それもありますし、スマートフォンで簡単に撮れるようになったとか、インターネットでそこの中にアップできるようになった。インターネットの普及が大きいのだと思います。

高城:社会のインフラが変わってきたということですね。

佐々木:気がついてないって方がいるんじゃないかなっと思ってて、それが一番恐い問題だと思います。

高城:自分で仕掛けられてることに気がついていない?

佐々木:はい。

高城:例えば僕だったら僕の部屋にあるかもしれないけど、全く考えたこともないから。

佐々木:そう。全く考えたこともないから、それはそれで幸せなことなんですけど(笑)

高城:僕の声とか絵とか撮って何が楽しいんだと思うんですけど、撮られてもなー。寝相が悪いぐらいとか?(笑)

佐々木:男性はそういう意味ではあまりないですよね(笑)

高城:アイドルとか大変ですよね。きっとね。ぬいぐるみとか色んなプレゼント一杯来るからそこに仕掛けられてる可能性あるから、考えないといけないってことですよね?

佐々木:そういうことですね。

高城:鍵を閉めるように、自分の身は自分で守らなきゃいけないから49万8000円払ってこれ買えと?

佐々木:(笑)

高城:違いますね?何に気をつけなきゃいけないんですか?今の話だと機械じゃなくて近しい人じゃないですか?

佐々木:まず盗聴に関しましては身内。

高城:どうやって判断するんですか?ここだけの話。

佐々木:身に覚えのある方は(笑)

高城:(笑)えーじゃあ身に覚えがあったとしましょう!人から恨みを買ってたとか、色んな秘密を抱えてるとか。

佐々木:身に覚えがなくても、何か変だなーっていう勘というか。

高城:勘?

佐々木:私が盗撮・盗聴にあったときというのは、こちらをジーっと見てるとか、何か動作が変だなーって。

高城:周りの近しい人じゃなくてですか?

佐々木:その方たちは知らない人たちですから。

高城:知らない人たちがこっちを見てると。素人ですね?それは。

佐々木:そうですね(笑)でもその時は全く気がつきませんでしたよ。

高城:でも気配感じたらダメですよねー。

佐々木:後から考えればの話ですから。

高城:そうですよね。普通は全然離れたところでヘッドセットしてますからね。で、公共帯の電波使ってたらわかんないですよね?

佐々木:わからないです。そういう意味ではまだまだ日本も盗聴・盗撮ビジネスは緩いので、中々見つからないことが多いですし、もし見つかったとしても罰金刑も非常に低いですし。なのでこれは自分のことは自分で守ってくださいっていうのが私たちの仕事だと思ってますので。

高城:僕も気をつけます。

佐々木:そうですか(笑)

高城:盗聴しないにっていうか、衝動を抑えるように自分で(笑)

佐々木:大体の男の人はそっちで、被害者は女性ですからね。

高城:気をつけます。有難うございました(笑)

 

ー高城のナレーションー

 

昨今の盗撮機器販売台数はなんと年間30万台を超えています。その市場規模は20億円以上ともいわれ、隠れた巨大産業として今も年々伸びています。

 

その理由は、第一に盗聴・盗撮機器が安易に入手できる現状にあります。オンラインショップだけでなく、最近では大手ディスカウントショップでも購入が可能で、店員が丁寧に盗聴の方法、仕掛け方まで教えてくれているんです。

 

また、現在の日本では公的な規制がないため、盗聴・盗撮機器を持つこと自体は罪に問われません。

 

さて、このような現状をどのようなチャンスとみるのか、人それぞれですよね。

 

次回もまた、新しい世界を垣間見たいと思います。