はたけ のブログ

「高城未来ラジオ」と「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」のラジオ文字起こしをやっています。

高城未来ラジオ第四十一回:どん底のGランクー柚稀まいさん/地下アイドル(後編)

ラジオ音源です

・Podtail

podtail.com

 

SoundCloud

soundcloud.com

 

 

ラジオやラジオの文字起こしの内容が気に入った方は、こちらの本でよりディープな内容を読むことが出来ます。ラジオでは語られていない内容が収録されているので、おすすめです。

 

 

 

 

ー高城のナレーションー

 

今回は地下アイドルの柚稀まいちゃんをお迎えして、アイドルビジネスの実態についてお話をお聞きする後半です。

 

いったい、地下アイドルの秘密の収入とは何なのでしょう?

 

また、他にも収入や仕事を得る手立ては存在するのでしょうか。

 

高城:当然食べていけないし、アイドルの子たちみんなそういう状況の子いっぱいいるよね?

柚稀:はい。

高城:友達にもアイドルの子いるでしょ?

柚稀:いますね。

高城:地下アイドルっていうか、まだまだ食べられないメジャーデビュー出来てないアイドルっていっぱいいるよね?その子たちも同じ境遇ですよね?みんなどうしてるの?

柚稀:だいたいは実家暮らしの子が多くて、私の知ってる子はお父さんから、、

高城:本当のお父さん?

柚稀:本当のお父さん。パパじゃなくて本当のお父さんから、、

高城:何も言ってないけど。

柚稀:(笑)お父さんから生活費として月7万円貰ってると。

高城:本当のお父さんですか??

柚稀:本当のお父さんです(笑)

高城:そういうことにしておきましょう。生活費7万円、仕送りってことだよね?

柚稀:そうですね。

高城:例えば大学行ってたりとか、そういうことを考えれば親としては仕送りするかもしれないし、アイドルを応援してくれてるんだったら、そういう親もいますよね。まいちゃんのお父さんお母さんは応援してくれてるんですか?

柚稀:してくれてますね。

高城:そうじゃない親の方もいますよね?

柚稀:いますね。

高城:そうすると、危ない怪しい話もいっぱい来ますよね?

柚稀:そうですね(笑)

高城:本当のお父さんじゃない方から援助とか色々あると思うんですけど、友達だとそういうことはよく聞きますか?

柚稀:正直聞きます。

高城:どんな話聞くんですか?

柚稀:交際クラブっていうものがありまして。

高城:どこに?オンライン上?

柚稀:そうですね。インターネット上に交際クラブっていうものがありまして、要はパパを探すパパ活サイト。で、色々ジャンルがありまして、女の子側もパパ側もお互いに自分のプロフィールを登録するんですよ。その時に学生とか大学院とか私もやったことないんでわからないんですけど、その中に「芸能人」っていうのがありまして、それは本当に一部の上層の人しか見れないようにVIP会員しか見れないようにサイトがなってて、お互いに必ず秘密を守れるっていうのが前提でマッチングをさせられるんですよ。そこでマッチングが合って、一緒にご飯を食べて特に体の関係もなしでも、その一回の食事で五万円貰えるって。

高城:ええ!ご飯食べるだけで?呼ばれてないけど。

柚稀:(笑)私も呼ばれてないです。

高城:呼ばれてないの?一緒に行こうぜ!

柚稀:(笑)

高城:ご飯食べるだけで五万円?本当ですか?

柚稀:本当に体の関係があったら、もっと上がるのかもしれないですけど。

高城:どのくらいまで上がるんですか?

柚稀:それはパパのランクに。

高城:パパのランク!?じゃあ一番上だとしましょう。どのくらいまで上がるんでしょうか?

柚稀:100貰える子もいると思いますよ。

高城:えーー!?

柚稀:もっと上の子もいると思いますよ。

高城:もっと上?それは月ってことで?

柚稀:そうですね。月額契約の子が多いので。

高城:なるほど。定期購読みたいなことだ?

柚稀:雑誌と同じ感じで(笑)

高城:100より上の子がいる?

柚稀:いるとは思いますね。私たちみたいに芸能人といっても幅があるじゃないですか?

高城:幅がありすぎだよ(笑)

柚稀:パパ側が出す金額を決めるので、私の友達レベルだと月50貰ってる子はいますね。

高城:十分だよね。だって地下のアイドルっていっても可愛い子いっぱいいるわけで、地上のアイドルっていってもそうじゃない子もいっぱいいるわけじゃない?たまたま事務所が大きかったから売れたとか、何かの運がよくて売れたとか色々あるわけだよね?で、パパの中にはお仕事もくれるって人いっぱいいますよね?

柚稀:たぶんいますよね。

高城:いわゆる枕っていうのもありますよね?そういう話は聞きますか?

柚稀:私の周りで枕をしたっていうのは特に聞いたことがないんですけど。

高城:言ってないだけなんじゃないんですか?

柚稀:私が聞いてないだけなんですかね?

高城:そうなんじゃないですか?だって言わないじゃん。話聞くと全員ライバルでしょ?

柚稀:そうですね。

高城:「私枕した」って言わないよね?

柚稀:まあまあ。

高城:でも何となく「何であの子が?」っていうことない?

柚稀:私の知り合いが何であなたがこの仕事とれたの?っていうのをとってきたりっていうことが正直あって。これ多分寝たなって私の中で確信があります。

高城:やっぱりそういうことありますよね。例えばまいちゃんに凄い良い話が来たとしましょうか。舞台でもテレビでもいいです。枕営業を求められたらどうしますか?

柚稀:私は、、やらないって言いたいです(笑)

高城:言いたいですよね?その仕事次第だよね?やるじゃん!

柚稀:でも枕をしてとってきた仕事が、後々にどう繋がるかっていうのが自分自身でもわかってないので、やらないっていう選択肢になるとは思います。

高城:一瞬考えるよね?

柚稀:一瞬は正直考えます。

高城:仕事内容次第だよね?そんなんだったらいいかな?って思うかもしれないしね。

柚稀:思っちゃう仕事もあるかもしれないです。

高城:相手次第かもしれないしね。その時の状況によるよね?

柚稀:絶対断れないような状況とかあるだろうし。

高城:あなた正直ですね?

柚稀:私正直だけで生きてきたので。

高城:そんないい子じゃ芸能界では売れないですよ?

柚稀:(笑)

高城:売れてる子はしれーっと嘘ついたりとか、底意地悪くないと売れませんよ。

柚稀:聞いてらっしゃるリスナーの方々が知りたいかなって思って。

高城:偉いねー。ちゃんと答えようと。いやーでもワザと可愛い子ぶったりとか、そういうことしてても知らないフリしたりとか、そういうのじゃないと芸能界って生きていけないところじゃないですか?ひょっとしたら芸能界だけじゃなくて日本の社会そのものが全部そうかもしれないけど。OLさんも一緒かもしれませんが、もしもこんな仕事があったらやってみたいっていう仕事ありますか?

柚稀:私が今一番やりたいなと思っているのは、写真集を出したいなと凄く思っていて、AKBさんとかハロープロジェクトさんとか大手アイドルグループが凄く好きで、AKBの人気の人たちになっていくと、写真集を出したら海が綺麗なんですよね。

高城:それはそうですよね。水着になるしね。

柚稀:私グラビアも普段やっているので、水着になることには特に抵抗はないので、そこで写真集を出したいなというのはありますね。

高城:綺麗な海に行って。

柚稀:そうですね。

高城:そういう仕事が来て「枕」って言われたらどうしますか?

柚稀:それは断りますね。

高城:お?話が違うぞ!

柚稀:(笑)自分の力というか事務所の力とかもあるんでしょうけど、そういうので掴みたいなとは思ってます。

高城:どこの海に行ってみたいとかありますか?

柚稀:えーー、一番行きたいのはグアムとかですかね。

高城:すぐそばじゃん。行けるだろ3万円で。あれどうなっているかっていうと、カメラマンが1週間ぐらいグアムだったらグアムにいて、毎日違う女の子来てまとめて撮るんだよ。

柚稀:そうなんですね!

高城:そうなんです。入れ替わり立ち替わりで違う女の子が来て、ドンドン撮っていって量産するんですよ。それがいわゆるグラビアの基本的なお金をかけない作り方で、段々売れてくるとお金かけてくれるから、そうするとローマ行ったりとかヨーロッパの綺麗な街と海みたいなところで撮れるようになるんですよ。

柚稀:そうなりたいですね。

高城:まだそこまで20ステップくらいありそうですけど。

柚稀:それはSランクぐらいまで、何なら地上に出ないと行けないですよね。

高城:地上でも地上の上の方まで行かないとダメだと思いますよ。

柚稀:ダメですかねー。

高城:12階建てビルだったら11階まで行かないとダメですね。

柚稀:あー中々のステップですね。

高城:今の事務所にしろ大きい事務所にしろ、いつかあなたが地上のアイドルになってSクラスになってお金がいっぱい入ったとしましょうか。どうします?

柚稀:どうします?

高城:年収何千万になるかもしれないじゃん?月給5000円から年収5000万円になるかもしれませんよ。どうしますか?

柚稀:えーーとりあえず美味しいものいっぱい食べたいと思います。

高城:それだけ?(笑)

柚稀:(笑)私マネージャーが欲しくて、私専属の。スケジュール管理を自分でするのが辛くて、わかんなくなっちゃうんですよ。

高城:具体的な話だなー。僕から唯一のアドバイスをすると、あなたが非常に売れたときにお金がいっぱい入ってきます。そのお金を使って何をしたいかって思いが明確にあれば、それに向かって進んでいけるんですよ。

柚稀:写真集を作ります。

高城:でもそれって自分のやりたいことじゃない?そうじゃなくて年収5000万円1億円になったとしようか。そのときにこういうことがしたいっていうビジョンが。そんなやりたい仕事じゃなくて。

柚稀:会社を建てたいとかそういうレベルってことですか?

高城:わからない。人によって全員違うから。5000万貯まったら辞めたいっていう子もいるし、全然違う。お母さんにために家建てたいって子もいるし。借金返さなきゃいけない子もいる。そのイメージが強ければ強いほどやっぱ売れるんですよ。

柚稀:あーー漠然とし過ぎてるんですね。わたしは。

高城:私がやりたいことだと、ただドリームの話で部活の延長かもしれない。大変失礼かもしれないけど。高校生が甲子園に行きたいっていうのと一緒かもしれない。そうじゃなくて、その後具体的にお金になるわけでしょ?仕事だから。そこでお金をもらったときにどうしたいかっていう強いイメージがあれば、ドンドン前に進んでいくんですよ。それがエンジンとなって。それが訊いて答えられないってことは、まだまだドン底ですね?(笑)

柚稀:そうですね(笑)まだまだGランクからは抜け出せそうにないですね。

高城:Cくらいになったらまた遊びに来てくださいよ。

柚稀:はい、行きます。

高城:楽しみにお待ちしてます。ありがとうございました。

柚稀:ありがとうございました。

 

ー高城のナレーションー

 

月収5000円ではとても食べていけない地下アイドルの中には、交際クラブを利用し内緒の副収入がある子もいるご様子です。

 

交際クラブとは、インターネット上のパパ活サイトのようで、ここに「芸能人」として登録することで価値を高め、覆面活動を行っているとのことでした。

 

また、最近は「枕営業」などという言葉も跋扈してますが、公になることはなくても事実そのようなことは絶えない現実もあります。

 

幾つかの国際機関によれば、日本は見えづらい男尊女卑文化が定着しており、それによる様々な搾取が行われているという実情が発表されています。

 

日本が本当に女性が活躍できる社会になるかどうかは、地下アイドルを含む芸能界を見ればわかるのかもしれません。

 

次回もまた新しい世界を垣間見たいと思います。