ラジオの文字起こしのブログ

「高城未来ラジオ」と「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」のラジオ文字起こしをやっています。

高城未来ラジオ第四十二回:ワクチンの是非ーヒロコ先生(仮名)/小児科医 前編

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ラジオの内容はもちろん、ラジオには収録されていないディープな内容も収録されているので、ご興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか?

 

ー高城のナレーションー

 

今回は小児科医のヒロコ先生(仮名)をお招きしまして、ワクチンの是非につきましてお話を伺います。

 

いったい、子供にワクチンを打つことは正しいのでしょうか。

 

それとも、既得権、利権、陰謀のようなものが隠されているのでしょうか。

 

高城:ヒロコ先生は、小児科医ですよね?

ヒロコ:はい、そうです。

高城:今日は仮名だとお伺いしてるので、思いの丈を全部言って欲しいと思ってるんですけど、最近ワクチンの問題、非常に大きいと思うんですよ。当然小児科医ですとお母様方にもよく訊かれると思うんです。打った方がいいのか打たない方がいいのか。実際社会の論争も凄いわけですよね?いったい何が問題なんですか?

ヒロコ:私がワクチンの話をするときに一番困難を感じるのは、結局可能性でしか話が出来ないってことなんです。

高城:将来のリスクってことですか?

ヒロコ:そうです。つまり受けた時のメリット、それから副反応のデメリット、それと受けなかった場合のリスクとかですね、可能性と可能性で話をするしかない。でももし副反応が強い形で出てしまったらというのがあるので、未来のことを可能性で話をするしかないっていうのが、私は一番大変ですね。

高城:説明責任みたいものも医者としてあると思うんですけど、実際に受ける方受けない方はどれくらいの比率なんでしょうか?

ヒロコ:ほとんどは受けますよ。

高城:普通に?

ヒロコ:普通に受けます。

高城:0歳から1歳までに結構なワクチン打つと思うんですけど、今何本ぐらい打つんですか?

ヒロコ:さっき計算してみたんですけど、ヒブ肺炎球菌が2×3で6ですね。で、4種混合。BCG。

高城:B型肝炎は?

ヒロコ:B型肝炎もありますね。B型肝炎が3回。ということで合わせますと13本ですね。

高城:0歳から1歳までの1年間に13本打たなきゃいけないんですね?

ヒロコ:そうですね。定期予防接種だけで13本。

高城:これは昔からこうだったんでしょうか?それとも最近増えてきたんですか?

ヒロコ:段々増えてきたんですね。

高城:何で増えちゃったんでしょうか?

ヒロコ:日本は、先進国の中ではワクチン後進国って言われていたんですよね。アメリカとかでは導入されているワクチンも導入されていなかったんですが、例えば生ポリオワクチンの問題が出てきて、不活化ポリオになって4種混合に組み込まれています。あとは肺炎球菌による髄膜炎でお子さんを亡くした親の会とかが頑張って「是非、導入してくれ!」「こんな思いをす親を減らせ!」みたいな感じで、どんどん増えてきたという感じですね。

高城:ということは他国は、いっぱいワクチンを打ってるということですね。例えばアメリカやイギリス、ヨーロッパ各国。日本は他の国に比べて子供が打っているワクチンが少なかった。それが段々先進国並みになってきたということでしょうか?

ヒロコ:そうですね。アメリカ並みになってきたということですね。アメリカの凄いところは国の経済的利益を重視している国なので、秤にかけて疾病を抑えることによる経済効果とワクチンを打つことを秤にかけて、やった方がいいよね、ということでガンガンやってるという感じですね。

高城:この10年くらいで急速にワクチンが増えたと思うんですけど、同時に論争が凄くて反対する人も増えてると思うんです。先生の小児科にもいらっしゃるお母さんで「ウチの子は絶対に打たせない」という方もいらっしゃいますよね?

ヒロコ:いますよ。

高城:だいたい何人に1人くらいいらっしゃるんですか?

ヒロコ:200人に1人くらいですかね。

高城:そのぐらいしかいないんですか?

ヒロコ:私たちのところに来る人のザックリとした感覚ですけどね。

高城:年々増えてる感じですか?

ヒロコ:増えてるんじゃないですかね。

高城:理由は何ででしょう?

ヒロコ:自然なところを目指すというか、異物を身体になるべく入れないで、例えば食事で気をつけてとか、アロマで感染防止したりとか(笑)

高城:ちょっと無理があると思うんですけども(笑)お笑いになってますけど。

ヒロコ:とにかく自然なところを目指そうという考えが広まってきたのと、これはちょっと問題だと思うんですけども、ワクチンの副反応が過剰に囁かれたりとか、あるいは疾病そのもの。麻疹とか。「自然に罹ればいいじゃーん」みたいなそういった風潮が(笑)

高城:ポリオとかB型肝炎にですか?

ヒロコ:ポリオは日本では自然発症しないんでいいですけど、一番気になるのは麻疹ですよね。麻疹で軽く済めばいいじゃんって、軽く済みませんから!って思います。

高城:先生は説明なさるんですか?反対なさってるお母様に。

ヒロコ:親御さんが打たないようにしようと思うんですって言われたときには、打たないことのリスクもお話しします。例えば結核髄膜炎になると命に危険にさらされますよとか、ヒブ肺炎球菌に罹って髄膜炎になると3分の1が後遺症もしくは死亡しますよ、とか、麻疹風疹に関しましてもお話をするんです。麻疹風疹に関しては社会的な影響が大きいので、受けた方が良いんじゃないですか?とお話ししますよね。

高城:それでもやらない人がいるってことですよね?

ヒロコ:いますいます。

高城:それが200人に1人はいるだろうと?

ヒロコ:でも私が一生懸命話すと、さすがに考えてみますっていう人もいます。麻疹風疹は受けとこうかなとか(笑)

高城:10何本ある内のやつを選んで、何本かだけを打っていくと。ポリオは大丈夫だからそれはやらずにしようとか?

ヒロコ:そうですね。4種混合はやめとこうとか、もうちょっと大きくなってからやろうとか。

高城:例えば子宮頸がんワクチンは大変社会問題になったじゃないですか?確かに子宮頸がんワクチンは問題ですよね?サーバリックスの問題は世界的に問題にもなってますから。あれは日本が後進国で使ってたわけですけども、ああいうのは問題ですよね?

ヒロコ:そうですね。

高城:ああいうようなイメージでしょうか?だからワクチンというもの全般が悪いと?散々ニュースでやってましたから。あれでワクチンのイメージ悪くなったんじゃないですか?

ヒロコ:きっかけの1つにはなったでしょうね。ワクチン反対の。

高城:頭の中にそういうイメージがあって、ワクチンというのは全部悪いものだということがどこか頭の中からとれなくなってしまうと。生まれたばかりの子供は選べませんから。お母さんとしては「この子にはそういう目に遭わせたくないから」と母親の愛としてワクチンは受けないと考える人もいらっしゃるかもしれないですよね?

ヒロコ:もちろんです。

 

ー高城のナレーションー

 

様々なワクチン事故や副反応が起きてるのは事実です。しかし、ワクチンを打たないことでリスクが高まるのも事実です。

 

そこでこの様に訊かれることがあります。

 

「もし僕に子供がいたら、ワクチンを接種させますか?」と訊ねられるのです。

 

そこで僕はこの様に答えます。

 

「もし僕に子供がいたら、ワクチンを打つ前に遺伝子やSNPs(スニップス)を調べ、副反応が出るかどうか事前に見極めます」と答えるのです。

 

交通事故を起こさない秘訣は、一生車に乗らないことではありません。現代社会には様々な事故を回避できる術が山のようにあります。

 

お話はよりリアルな次回に続きます。