ラジオの文字起こしのブログ

「高城未来ラジオ」と「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」のラジオ文字起こしをやっています。

高城未来ラジオ第四十三回:ワクチンの是非ーヒロコ先生(仮名)/小児科医 後編

ラジオ音源です

 

・Podtail

podtail.com

 

SOUNDCLOUD

soundcloud.com

 

この番組を書籍化したものがKindleで発売中です。

 

 

 

ラジオの内容はもちろん、ラジオには収録されていないディープな内容も収録されているので、ご興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか?

 

ー高城のナレーションー

 

今回は、小児科医のヒロコ先生(仮名)をお招きしまして、ワクチンの是非につきましてより詳細までお聞きする後半です。

 

インフルエンザのワクチンは、子供に効かないというのは本当なのでしょうか。

 

また、ワクチンの保険診療はどのような仕組みになっているのでしょうか。

 

高城:例えば、僕いま52歳なんですけど、50年前ってワクチンどのくらいの数だったんでしょう?

ヒロコ:50年前は約半分くらいですね。

高城:最近まで10本もなかったですよね?

ヒロコ:そうですね。ヒブ肺炎球菌とB型肝炎が入ったのが大きいですよね。

高城:本数があるから?

ヒロコ:はい。不活化ワクチンですので、0歳代で3回ずつ受けるんですよね。それが大きいですね。

高城おたふく風邪とか、ああいうのはどうなんですか?

ヒロコおたふく風邪に関しては、まだ定期予防接種化はしてないですね。まだ任意接種のものでいうとロタワクチンですね。ロタウイルスのワクチンは任意接種ですね、今のところ。

高城:ロタは選ぶお母さんと選ばないお母さんがいるってことですね?

ヒロコ:そうですね。

高城:ロタも2つの種類のワクチンがありますね?どっちがいいとか悪いとかありますか?サーバリックスの問題じゃないですけど、ありますか?

ヒロコ:一長一短それぞれあるんですけど、両方とも重症化予防というか、ワクチンの効き具合に関しては遜色ないという風に言われていますよね。それはお医者さんの好みというか。

高城:先生はどっちをオススメしているんですか?

ヒロコ:いやーどっちでもいいかな(笑)

高城:どっちでもいい!?ええー何で?

ヒロコ:そんなに差がないですね。ワクチンに使うウイルスの育て方がロタリックスの方がいいのかなとか(笑)

高城:なるほど。でもそのくらいのことなんですね。問題になってるものでインフルエンザがあると思うんですけど、インフルエンザはどうでしょうか?

ヒロコ:インフルエンザはよくお話ししてるのは、子供の場合、2歳ぐらいだと2割ぐらいしか効かないよ、とお話しします。

高城:効かないんですか!?インフルエンザのワクチン。

ヒロコ:大人って有効率60%とか70%ですよ?子供はそのくらいだと思いません?

高城:なるほど。

ヒロコ:だって免疫の蓄積がないんだから。大人はインフルエンザに出会ってきて免疫の蓄積があるんですよね。だから1回打っただけで反応する。WHOが来シーズンの流行の予測をするんですけど、そんなには外れていない。でもワクチンの有効率って計算が凄く難しいんですよね。だからインフルエンザに関しては、お母さん方の意識と、実際の有効率に差があることが問題だなと思いますよね。打ったら効くものだと思ってる方がほとんどで。

高城:どう説明するんですか?

ヒロコ:有効率が2歳だと2割だよ、とか。

高城:そうすると「えっ?」って言いますよね?知らないお母さんは。

ヒロコ:そもそも予防接種って自費診療なんですよ。

高城:そうなんですか?

ヒロコ保険診療じゃないんです。たから医者がやった分しかお金貰えないんです。定期予防接種でも。

高城:ということは、もし儲けたいとしたらいっぱいワクチン打った方がいいんですね?

ヒロコ:もちろん。市町村がお金を出してくれるので、問診票と実際の数をまとめたものを市町村に出すんですよ。それで2ヶ月後くらいに振り込まれるわけです。で、診察して話を聞いてやらなかった、予診を尽くすっていう言い方をするんですけど、やっぱりダメだったねっていう人は、今日は受けさせませんでしたっていう紙を出すと2300円貰えるんですけど。

高城:何割減になるんですか?やらないと。

ヒロコ:それはワクチンによって値段が違うので。また自治体によっても違うんですよ。例えばMRワクチンでも、この自治体だったら1万1千円ちょっと、こっちだったら1万800円とか。

高城:何でそんなに違うんですか?

ヒロコ:よくわかりません(笑)結局地域の納入価だったりするんですよね。問屋さんが納入価を調べて。

高城:ワクチン反対派の中には、製薬会社の陰謀だっていう人も結構いるし、悪魔の仕業だみたいなと言うこともいるわけですよね?

ヒロコ:私としてはワクチンやらないと儲からない、数をやらないと儲からないということもあるんですけど、いくら私たちが患者さんに対して副反応の可能性の話や、やらないときのリスクの話をしても0円なんですよ。30分話しても、1時間話しても0円!

高城:ということは何も言わないでバンバン打った方が、仕事的にはいいぞと?

ヒロコ:全然いいです。

高城:ほとんどの小児科の先生はそういうことですね?開業医だと何も聞かずにドンドンワクチン打っていって、薄利多売ってことですね?

ヒロコ:本当に薄利多売ですよ。

高城:それが一番良いってことですよね?

ヒロコ:一番良いですよね。

高城:新しいお客さんにドンドン来てもらって、3歳児未満が稼ぎ頭になってるってことですね?

ヒロコ:経営セミナーに行くと、ワクチンはバンバン打てって言うんですよ。

高城:医療の経営セミナー?

ヒロコ:そうそう。

高城:そんなのあるんですね?ワクチンバンバン打てって言うんだ?

ヒロコ:固定客を作れってことなんですけど(笑)3回来れば固定になるし10回来ればファンになるっていう話ありました。

高城:なるほど。

ヒロコ:固定客になってもらうためにワクチンをバンバン打てと。

高城:それって製薬会社が裏で金払ってるんじゃないですか?

ヒロコ:いやーどうかな(笑)それはわかんないですけど。

高城:先生正直だなー。いいなー。もうちょっとお訊きしたいんですけど、最後に日本の医療は今後どうしないといけないんでしょうか?

ヒロコ:理想的には公共の利益をもっと考えて、我々医者の方も努力しないといけないし、薬剤耐性菌の発生をなるべく減らせるために、抗生剤出さないようにする努力も必要だし、患者さんに詳しくお話していく努力も必要だし。患者さんの方もワクチン絶対反対派のように極端に走っちゃいけないですけど、早々気軽に医者にかからない方が、、、いいんじゃないかなと。

高城:なぜでしょうか?(笑)

ヒロコ:今言いづらそうにしてるのは、それは私たちの死活問題なので(笑)

高城:それはそうですよね。行かなくなったら困りますけど、本当はそんなに病院に行かない方が良いだろうと。

ヒロコ:それはそうじゃないですか?だって医療費だってね、、

高城:色んなものを体に入れられたりするわけですから、最低限にした方がお互いのための可能性もありますね?

ヒロコ:そうですね。自分たちの利益を全く度外視すれば、そういうことですよね。

 

ー高城のナレーションー

 

最後にかなり正直にお話いただきました小児科医のヒロコ先生(仮名)。自分たちの死活問題だから言いづらいけど、早々気軽に医者にかからない方がいいとのお話は、中々衝撃的です。

 

そして、医療の経営セミナーでは何も考えずにバンバンワクチンを打って固定客を作れと指導されているそうですね。これも実に驚きですね。これはワクチンの是非とは別の話だとは思います。

 

社会保障費が膨らみ続ける日本。

 

これからも僕らの知らない世界を、もっともっと掘り下げていきたいと思います。