Podcastの文字起こしのブログ

「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」と「Life Update」の文字起こしをやっています。

高城未来ラジオ第五十二回:波をよむー山田さん(仮名)/FXトレーダー 前編

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ラジオの内容はもちろん、ラジオには収録されていないディープな内容も収録されているので、ご興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか。

 

 

ー高城のナレーションー

 

今回はFXトレーダーの山田さん(仮名)をお招きしまして、絶対に負けないFXの秘訣をお訊きします。

 

いったい、どうやってFXで勝ち越すことができるのでしょうか。

 

また、FXの世界に入ったきっかけは何だったのでしょうか。

 

高城:山田さんはFXトレーダーですよね?

山田:そうです。

高城:FXトレーダーってまず何ですか?

山田:利益を稼ぐってことなんですけど、いわゆる先物取引とかいろいろありますよね?

高城:昔でいうと大豆とかそうですよね?

山田:そうですね。大豆とか小麦とか。株とか金融商品。で、最近割とメジャーになってきてるのが為替だと思います。

高城:それをFXっていうんですね?

山田:そうですね。

高城:例えば、これから円が上がりそうだったら、上がる前に買っておくってことですか?

山田:そうです。そういうことです。

高城:その差額が儲かるってことですかね?

山田:そうです。

高城:これはそれなりの投資額もいるはずですよね?

山田:そうですね。

高城:これはまず誰でも出来るんですか?

山田:誰でも出来ます。

高城:コンピューターがあればいい?

山田:コンピューターというかスマートフォンがあれば大丈夫です。

高城スマホがあればいい?それでどこかの証券会社みたいなところと契約して、口座を開設します。

山田:そうです。

高城:初めははいくらぐらいから始めるものなのでしょうか。

山田:おそらくなんですけど、一般の方々は10万円ぐらいじゃないですかね?

高城:10万円をその口座に入れる。

山田:入れる。

高城:で、その10万円で例えば円を買うとか、ブラジルのリラを買うとか、イギリスのポンドだとか、上がりそうなものを買う?

山田:はい。

高城:むしろ、落ちそうなものを先に売っておくことも出来るんでしょうか?

山田:そういうことです。

高城:ということは、上がるのも落ちるのも簡単に言うとギャンブルですね?

山田:そうです。

高城:ギャンブル性が高い?

山田:はい。

高城:山田さんはこのFXトレーダー、いつ頃から始めたんでしょうか?

山田:僕は3年ぐらい前ですかね。

高城:3年前はちなみに何やってらっしゃったんですか?

山田:普通の会社員ですね。

高城:普通のお仕事をなさってた?

山田:はい。

高城:お辞めになって突然FXトレーダーを始めたんですか?

山田:違います。その後別の仕事をしていたんですけれど、その間に実家の方でお金の問題がおきまして、それを何とかしなきゃいけないってことで、やりたくてやったというよりもどれが一番稼げるのかということを考えてやったということですね。

高城:ということは大変失礼なお話をすれば、お金に窮したことがあって。

山田:大変窮しました。

高城:で、急遽お金を手に入れなければいけないときに、普通だったら肉体労働するとかいろいろありますよね?

山田:ありますね。

高城:その中でFXトレーダーを選んだってことですね?お金のために。

山田:そういうことです。

高城:イチから勉強したんですか?

山田:イチから勉強しました。

高城:FXトレーダーだと勝つか負けるかわかりませんが、勝てばそれなりに実入りがあるから、これが良いって考えたわけですよね?

山田:それしか方法がないと思いましたね。

高城:なかった?実際に3年やって稼げたんでしょうか?

山田:そうですね。恥ずかしい話なんですけど、消費者金融とかそういうレベルじゃない、さらに借りてはいけないところから、、

高城:ダークなところから(笑)

山田:ダークなところから身内が借りてたわけですね。それをどう返すかっていうと、、

高城:なるほど。そのためにFXトレーダーを始めて、おしりに火がついたわけですよね?ご家族のためもあって。

山田:そうですね。

高城:そう簡単に儲かるものなんですか?

山田:いやいや。ほとんどの場合損すると思いますね。

高城:じゃあ例えば、10人はじめると9人ぐらいはFXで損なさる?

山田:と思いますね。

高城:ほんのわずかな商運に恵まれたのか、スポットライトが当たったのかわかりませんが、これ何でですか?今日は勝つ秘訣をお訊きしたいと思っているんですけど。

山田:自分の昔の仕事なんですけれども、たまたま経済とか金融の勉強をしなければいけない仕事だったんですね。

高城:ほう!

山田:そこである程度ニュースを読む基礎体力はあったんですよ。

高城:なるほど。記事の裏側も含めて、今何が起こっているかということはわかると

山田:例えばある金融ニュースがおきました。世界情勢でどうなってますっていうのがありますよね?そうすると円が上がります、下がりますっていうことがあると思うんですけども、その背景に何があるのかとか、その手前でこういうことが起きるんじゃなかろうか、とか未来予測とまではいかないですけど、ということを読む力が他の人よりあっただけで、FX自体の知識というのはないんですよね。

高城:なるほど。つかぬことをお訊きしますが、ニュースを読まないといけないということは、メディア関連のお仕事だったんですか?

山田:そうです。

高城:メディア関連のお仕事をしていて、色々の問題があってFXトレーダーに転じられて、その中で大切なのはニュースを読む力があればお金が儲かるってことですか? 

山田:と思います。

高城:おお!これはすごい!一例を上げていただきたいと思っているんですけど、例えばアメリカ大統領選挙がありましたよね?トランプになりました。トランプになりそうです、でもよかったんですが、その時に為替の動きってお考えですか?

山田:動きますよね。

高城:動きます?

山田:どっちにしろ大きく動きます。

高城:うーん。実際に動いたんでしょうか?

山田:激しく動きました。

高城:トランプになったときに?

山田:はい。

高城:前も後も? 

山田円高に一瞬なって、その後に円安に振れるっていうとんでもないことが起きて、おそらくあの時に大変になった人もいっぱいいると思いますね。

高城:その時に勝ち残ったんですね?

山田:僕はその時は何もやってないんです。

高城:流石!(笑)流石ですね!ヤバイと思ってたから見てたんですか?

山田:そうです。トランプの前後2週間あたりはいわゆる海でいうと大波が起きると。

高城:どんなことがあっても?

山田:どんなことがあっても。大勝ちはするかもしれないけれども、そんなラッキーなことはないと僕は思ってるんですよ。

高城:なるほど。見るタイミングも重要だと。

山田:まだ4年ですから初心者なわけですよ。イメージなんですけど、サーフィンで海に入っていただくとわかると思うんですけど、穏やかな波のときは僕は乗れるかもしれないですけど、大波で乗れるかというと、自身もないし実力もない。

高城:まず、勝つことの第一の鉄則は小波にしか乗らないっていうこと?

山田:僕の場合はですよ?

高城:でも大波は避けると。これを聞いてね、FXをやりたいっていう人もいるかもしれない。10万円で出来るんだったら。その時に大波を避けるっていうのが第一ですね? 山田:だと思います。 

高城:じゃあ例えば小波ってどんなものがあるんでしょうか?ニュースでいうと。

山田:ほとんど大きな経済指標のない週っていうのがあるんですね。いわゆる大きく波が動かないであろうという。

高城:それは日本ですか?アメリカですか?

山田:全世界です。全世界の指標っていうのが発表されるんですよ。今日はこういうことがありますというスケジュールプランが。その時にどういうニュースが流れるだろう、とか大体はわかるんですね。指標が小さくしか動かないときにだけやると。

高城:なるほど!(笑)小波ですね!でもそれどっちに賭けるんですか?上がるか下がるかわからないじゃないですか?

山田:その時はほとんど賭けないんですよ。

高城:ほう! 

山田:簡単にいうと、激しく動くというのは1円ぐらい動くことですね。そうすると、1円分の利益が出ますから、下手したらそれで安泰かもしれないんですけど、失敗するとそれでアウトですから、5銭とか10銭とかそういうレベルでやっていくっていう。

高城:細かく細かく積んでいく。負けてもそんなに痛くないレベルでやると?

山田:そうです。

高城:例えば、10万円からはじめられるというお話がありましたが。

山田:本当はもっと少なく始められます。

高城:例えば、レバレッジとか持っているお金以上に賭けられるわけですよね? 

山田:そうですね。

高城:この仕組みというのは、口座開設した人たちが貸してくれるってことですか?

山田:違います。基本的に証拠金として10万円でだったら10万円入れます。それに対する日本だったら日本の規定でレバレッジが決まっています。25倍です。その中でしか出来ないことになってますね。

高城:ということは、10万円張って25倍マックス賭けられるとして、負けると250万円払わないといけないということですか?

山田:そういう会社がありますね。それは危険で、僕もこれは不思議だったんですけど、日本の法律なんでしょうけど、マイナスになってしまったときにそれを払わないといけない。つまり、ゼロ円じゃ済まなくてマイナス何百万円になってしまうことだってあるんですよ。例えば、スイスフランが大きく動いたときだって、一瞬で動いて証拠金をカット出来なかったときに、大きくマイナスが出るっていうのがこの国のシステムなんですね。ほとんどそういうことは起きないんですけども。

高城:でも起きますよね?ブラック・スワンが起きたように、突然何が起きるかわからないわけですから。

山田:そうなんです。 

高城:そうすると、10万円しか持ってないのに、250万円、むしろもっと請求させることもあるっていうことですか? 

山田:もちろんあります。それはその時のコンディションですから。

高城:なるほど。

山田:ほとんど起きないんですけど、起きる可能性があるシステムをこの国はとってるわけです。

高城:この国とおっしゃいましたが、日本以外ではこういうことは起きないんでしょうか?

山田:僕がやってる会社は、海外の口座なんですね。海外の口座っていうのはゼロカットシステムがあって、基本的にはゼロベースでやるところが多いんですよ。

高城:持ってるだけ?そこまで?

山田:そこまでというのが基本ですね。

高城:FXを安全に始めるためには、日本じゃない海外のゼロカットシステムを採用しているところと契約したほうが良い、ということですね?

山田:そうですね。万が一のことを考えると。

高城:ということで、山田さんもそっちになさったということですよね?

山田:そうですね。

高城:ちなみに、最初はいくらから始められたんですか?

山田:一番はじめはですね、500万円くらいですね。

高城:3年前に500万円から始められて、どれくらい勝ったんでしょうか?

山田:9000万円くらいですね。 

高城:すごいですね!

山田:それでやっとですよ。

高城:やっと?

山田:ブラックの人たちから逃れられたのは。

高城:(笑)

山田:大変です。

高城:ブラックの人たちが家まで来たんでしょうか?山田さんの家まで。

山田:もちろん。ウシジマくんとまではいかないですけど、中々大変な。

高城:じゃあ、もうこのFXの勝敗が命懸ってたわけですね?

山田:本当にカイジの世界ですよね。

高城:どうにか今生還したということで、ここにも出て頂いてるんですが、この3年間で9000万円というのは、見事な勝ち方ですよね? 

山田:いやーどうなんでしょうね。税金もありますからね。海外の場合は半分持っていかれますからね。

高城:税金半分持っていかれるんですか?

山田:持っていかれるんてますよ。  

高城:これは逃げる方法ないんでしょうか?

山田:いやーどうなんでしょう。そこまで考えたことないんですが、それこそタックス・ヘイブンとかそういうやり方もあるんでしょうが。

高城シンガポールに引っ越そうとか思わなかったんですか?

山田:そこまでの余裕もなかったです(笑)

高城:お金返すので(笑)

山田:一回ゼロ地点に戻りたいっていうので(笑)

高城:とにかくFXで勝ったお金でご家族の借金を払って、自分はフラットに戻りたいというお考えだったんですね?(笑)

山田:そうです(笑)

 

ー高城のナレーションー

 

会社員だったのに、ある日突然実家でお金の問題が起き、最も稼げる道としてFXトレーダーに転職した山田さん(仮名)。FXで勝つ秘訣は、ニュースを読み込む力にあり、大統領選や大きな経済指標の発表のある前後には、絶対に張らないのが鉄則のようです。

 

大波を避け、小波だけに乗ることがモットーのご様子。また、レバレッジは国ごとに制度も倍率も違うので、日本のFX口座を使わず、海外の口座を使うのがどうやらよさそうです。

 

500万円の元手で始めて、三年間でなんと9000万円勝ったとのこと。すごいですよね。

 

お話はよりディープな次回に続きます。