Podcastの文字起こしのブログ

「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」と「Life Update」の文字起こしをやっています。

高城未来ラジオ第五十三回:波をよむー山田さん(仮名)/FXトレーダー 後編

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ラジオの内容はもちろん、ラジオには収録されていないディープな内容も収録されているので、ご興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか。

 

ー高城のナレーションー  

 

今回はFXトレーダーの山田さん(仮名)をお招きしまして、絶対に負けないFXの秘訣をお訊きする後半です。

 

今まで一番損した金額は、いったいいくらだったのでしょうか。

 

また、人生一発大逆転を目指す人に、FXは有効な手立てなのでしょうか。

 

高城:流石の冷静な山田さんでも、負けた日もあると思います。どれくらい大負けしました?一日に。

山田:400万くらいですかね。

高城:でも一応射程距離ですね。だって元手500万から始めてるんでしょ?一番初めの元手を割ったことは一回もないってことですよね?

山田:ないです。 

高城:それはかなり優秀ですね。

山田:でも後半なんですよね。何千万になってた時、つまり元本が増えていくと一回の掛率が大きくなりますから。6000万超えてきたときの一回の負けなので。その辺でそういうことがあるっていう感じですね。

高城:なるほど。全体から見れば小さいってことですよね?

山田:十パーセントぐらいを一回で管理してるってことですね。

高城:その中でやってるってことですね。それでも小さいですよね?もう人生をかけてる人だと、90とか150とか400とかいっちゃうわけですが、これからもしかしたら人生一発逆転を目指す人は、FXをすることはいいんではないかとオススメしますか? 

山田:いやーオススメはしないです。

高城:オススメしない?でもご自身は人生追い込まれて、FXで勝って、どうにか生き残れたわけですよね?

山田:そうですね。

高城:ダークな人たちのお金も返したわけですよね?(笑)

山田:そうですね。

高城:だってFXやってなかったら、大変なことになってましたよね?

山田:そうですね。今頃どうなってたかわからないですよね。

高城:わからないですよね?マグロ漁船に乗せられるかもしれないし、わからないですよね?こうやってここに来ていただくこともなかったかもしれませんが、ひょっとしたら似たような境遇の方もいらっしゃるかもしれません。そういう人たちにFXを勧めますか?勧めませんか?どうですか?

山田:いや勧めないですよ。 

高城:え?なんで?

山田:ただ本当に僕ぐらいのことになるとか、そういうことがあればそれはやった方がいいかもしれないですけど。

高城:自分の夢を達成出来ないとか、開業資金がないとかそのレベルではやんないほうが良い? 

山田:そのレベルではやんないほうがいいですね。本当に人生かける命かけるぐらいだったら、そっちに賭けたほうがいいかもしれないですけど。

高城:その時にはある程度の元手がちょっとは必要ですよね?10万でも。それから大波には乗らないってことで、そこで一発逆転を狙うともっと大変なことになるわけで。そういう鉄則があったとしましょう。あとは何でしょう?

山田:自分の精神が追い込まれる前と、その後ではだいぶ変わったのはわかるんですよ。

高城:何が変わりました?  

山田:何でしょうねー。

高城:良くも悪くも極限状態まで精神が追い込まれると、開き直るって人がいます。何かが見えるって人がいます。光が見えるとか闇の底に落ちた自分を感じるとか、いろんな人がいます。そういうところまでいくと、むしろ勝負強くなれるってことですか?

山田:イメージでいうと、ずーっとどんよりとした雲に覆われてる感じがするんですよね。

高城:頭の中の晴れが来ない?

山田:どのくらいのレベルかというと、色が認識できないレベルまで行くんです。

高城:えー!実際に?

山田:はい。

高城:日々?

山田:日々。青が青っていうのはわかるんですよ。青っていうのはわかるんだけど、青を感じないというのか。

高城:なるほど。精神が追い込まれると?

山田:はい。

高城:そうすると、人間は失うものがあると得るものがあるっていうように、何か掴み取る何かがあるかもしれないですよね?

山田:その時に僕は資本がないわけですよね?で、不思議なんですけど、イメージとしては真っ黒な夜の夜間飛行でどこにも光がないという状況で、そのずーっと向こうに光が見える瞬間っていうのがあるんですよ。

高城:ちらっと?

山田灯台じゃないですけど。それでこの人に連絡してみようだとか、親戚のこの人に連絡したら貸してくれるかもしれないと。

高城:なるほど。その初めの500万も借りたんですか?

山田:そうですそうです。

高城:あちこち親戚から?

山田:はい。それはブラックな人たちに返す予定の500万円なんです。

高城:なるほど。

山田:でもそれを返したらいいのか?って、ふっと思った時があったんです。それは光が見えるじゃないですけど、そういう人が見えるときがあるんですよ。

高城:今の話を整理すると、ブラックな人たちにお金を返すためにあちこちから集めた500万がありました。で、これでブラックな人たちに返さないで、FXを始めようと思ったってことですよね? 

山田:そうです。

高城:突然? 

山田:突然。でも株には行こうとは思わなかったんですよ。

高城:FXに光が見えたって話ですよね!(笑)

山田:株は出来るとは思わなかったんですよ。

高城:FXになぜ光を感じたんでしょうか?すごい面白いな、これ!

山田:株は難しすぎると思ったんですよ。

高城:ほう!

山田:いわゆる絶好調のときならまだしも、そんなに複雑な状況を読み解けるわけでもないですし、携帯を持てる持てないのタイミングもあったりするんですよ。

高城:携帯もないほど大変だった? 

山田:大変だったんです。例えば、誰々さんにこういう名義で携帯を作ってくれないか、みたいな。

高城:なるほど(笑)そこまでいってるんですね。

山田:そこまでいってるんです。それをやったときに為替なら出来るかもしれないと。 高城:なぜ!(笑)

山田:株もそうなのかもしれないですけど、商品っていうのは基本的に一個なわけですよね。ただ、株はどの銘柄を買えばいいのかわからないので、何となく無理だと思ったんですよね。 

高城:一番はじめに始められたときに、ドルにいったんですか?どれにいったんですか? 

山田ドル円です。今もドル円しかやってないです。

高城ドル円ドル円しかやってない?っていうことはアメリカの事情だけ見ていればいいんだ?主には。 

山田:アメリカとイギリスですね。 

高城:なぜですか?

山田:さっきの株に近いかもしれないですけど、そんなに多くのことは絶対に出来ないと思ったんです。

高城:FXやってる人は、オーストラリア買ったりブラジル買ったりとか、もうわけわかんない、、 

山田南アフリカとか。 

高城南アフリカ買ったり、ハンガリー買ったりとかね、行ったことのない国の買ってるわけですよね?ドルだけ? 

山田ドル円だけです。一番シンプルな。 

高城:とにかく絞っていくのが正解なんですね? 

山田:そうですね。それでも追えるか追えないかのギリギリだと思ってるんですよ。

高城:金融緩和が世界中で進んでいて、日本でもすごい進んで、アベノミクスとか良い言い方されてますが、金融緩和はFXトレーダーから見ていて、この先問題か何か起きるとお考えですか?

山田:問題ですよね。どう見ても問題で。

高城:どういう問題があるのでしょうか? 

山田:例えば、今週日経平均2万1000円超えましたよね?

高城:ええ。

山田:何もなくいけるんじゃないかっていう雰囲気になってますけど、全く実体がないですよね?もちろん為替も実体はないんですけど、実情に即していない。

高城:選挙も近くなると、株価は意図的に上げられるわけで、それは日経平均買ってる人たちがいて、時間も決まっていて、2時半になると爆買いする人たちがいるわけですから。2時半から3時になると日経平均が絶対に上がるわけです、選挙前は。完全な勝ち試合で、外国人投資家はわかってますから、その時間に大量に売ったり買ったりするわけですよね。これ実体経済がなくて、バブルってことですよね?

山田:と思いますね。 

高城:仕掛けられた。

山田:これがもう一段高くなると、おかしなことになってきますよ。 

高城:おかしなことって、どういうことでしょうか?リーマンショックみたいなことが起こるってことでしょうか?

山田:と思いますね。僕はプロじゃないですからそっちの方は、、

高城:でもFXトレーダーとして見ていかないといけないときに、今までのお話を聞くと大波が来る瞬間があって、大波が来るという感じがするってことですよね?

山田:そうですね。

高城:しかも、考えられないような津波みたいなのが起きるかもしれないってことですよね?(笑)

山田:と思いますね。

高城:そうですよね。

山田:遠くないと思います。

高城:遠くない?

山田:遠くないと思います。

高城:大波はこの3年間、、

山田:3年は持たないんじゃないですかね。

高城:この先3年は持たない?でもそうですよね、僕もそう思うんです。僕は株を買ったこともなければ、FXもやったことないし、経済指標もそんなに気にしたことないですけど、社会の動きには興味あるんで常に見てるんですね。どう考えてもおかしいですよね?

山田:おかしいですね。

高城:これだけ生産性が低い日本で、株価が上がって為替も意図的に円安にしてるんですけど、これどう着地するんでしょう?どうなるとお考えですか?

山田:為替マーケットがなくなるってことはないだろうと。なぜかというと、それで食ってる人がたくさんいますからね。

高城:というか、お金そのものがなくなることがないし、円高になろうが円安になろうが、それは当然あると思います。ただし、、はい。

山田:僕を含めた一般の人々っていうのは、とんでもないものを買わされてるような気がしてならないですよね。

高城:ほう。

山田:それは自分の知らないレベルで、ひょっとしたら不動産かもしれないし、何か変なものを組み込まれてる気がしてならないんですよ。 

高城:それは僕らのお金が?例えば、年金があちこちに使われてるわけですよね?

山田:はいはい。

高城:年金でいわゆるクジラと言われているもので、株式市場を全部守っているわけですが、それも僕らのお金ですね?そういうことでしょうか? 

山田:そういうだと思いますね。

高城:なるほど。僕らのお金が勝手に、、

山田:勝手にというか、違法的なことでもなくて。

高城:もちろん。替えてるわけですからポーションを。GPIFが株式に替えるように。

山田:でも方向性としては失敗したということになりそうですけどね(笑)

高城:3年はぐらいで?(笑)失敗というか大失敗ですよね?(笑)年金がなくなっちゃうってことでしょ?本当は年金というのは安パイ方式で山田さん方式で、ちゃんと確実に稼いでいかなきゃいけないわけですが、そういうことしてないわけですよね?(笑)

山田:してないでしょうね。

高城:大きな博打に出てるわけですよね?

山田:あの人たちの賭け方は異常ですよね。

高城:異常ですね。

山田:異常で何を根拠に何を買ってるのかよくわからないです。 

高城:現体制を維持するために買ってるんじゃないでしょうか? 

山田:まぁそうでしょうね。あとは既得権ですよね。

高城:既得権を守るために普通の人のお金をばら撒いて、目くらまししてるだけですよね?

山田:オリンピックが終わったときにどうなってるのかってわからないです。

高城:想像つかないし、3年後ってオリンピックまで持たないですよ?

山田:そうですよね。

高城:大暴落しますよ?

山田:オリンピックまで行き着くのかって気持ちも(笑)まぁ行き着くんでしょうけど、ちょっと不安が残りますよね。

高城:この後はFXを円ドルで続けていくお考えでしょうか?

山田:そうですね。淡々と。

高城:淡々と。小波を見て。ただ大波が来たらしばらく見てないといけないですよね?

山田:そうですね。

高城:おとなしくしてないといけないですね。

山田:ただ、大波が来ても一週間くらいで、大体為替市場は落ち着くんですよ。見るといっても1週間くらいです。

高城リーマンショックのときもそうだったんですか?1週間くらい荒れて落ち着いたんですか?

山田:いやいや。あのときは流石にあのクラスが来ると、もっと、、

高城:でも、今のお話だとあれクラスが来るって(笑)

山田:あれクラスが来たらダメですね。しばらくお休みです。

高城:しばらくお休み?半年とか1年とかのんびり暮らす? 

山田:そうですね。半年くらいでしょうね。

高城:落ち着くまで?

山田:そうですね。

高城:でも、同じくらいの波がわからないですよね?(笑)

山田:昨日「マネーショート」っていう映画を観たんですよ。リーマンショックのときの不動産の話なんですけど。ああいうのを観てると、必ず次も来るよねって思いますよね。

高城:思いますよね!(笑)で、「マネーショート」後日談があってね、あれはあのとき生き残った人たちの話が随分ありましたけど、結局あの人たちも負けてるんですよ。どこかで結局負けるんですよね、やってると。だから、山田さんも気をつけないといけませんが、どこかで辞めるタイミングっていうのも。 

山田:そうですね。

高城:僕がかつてギャンブルにハマってて、勝ってたんですけど、パッとある日辞めたんですよ。

山田:はいはい。

高城:ヤマカン的に辞めようと思って、それが今日良かったのかもしれませんが、どっかでお辞めになった方がいいかもしれませんよ。

山田:そう思いますね。

高城:きっとそのタイミング来るかもしれませんね。ちょっと辞めたときに一度来てほしいと思ってるんですが。是非、辞めたときのお話をもう一度来てここでお話してください!(笑)

山田:はい。

 

ー高城のナレーションー

 

ある日突然実家でお金の問題が起き、いわゆる人生お先真っ暗。本当に色が見えなくなるような日々のなかで、先に小さな光が見えたそうです。それがFXだったとのこと。

 

株は複雑で難しいから、FX。中でもドル円だけをシンプルに取引するのが勝てる秘訣のご様子です。

 

また現在、金融緩和によって株価は上がっていますが、実体経済と大きく乖離しているので、FXトレーダーから見て、今後早々におかしなことが起きるのではないか、とお考えのようです。

 

何しろ高レバレッジな掛け方をしていますので、大波が襲ってくるまで、3年はかからないだろうとのお話は、かなり的を得ているのかもしれません。

 

何しろ連戦連勝のFXトレーダーの見立てですから。

 

次回もまた新しい世界を垣間見たいと思います。