はたけ の日記

ゆっくり生きよう。

「青春」とは?

生きていると、わからないことがたくさん出てくる。

たとえば
「生きる」とは?
たとえば
「日本」とは?
たとえば
「命」とは?

そういうことを整理していくことを、最近はじめているのであるが、
その中で「青春」とはなにか?という話をしておられる方がいた。

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ジブリ鈴木敏夫氏である。

 
鈴木氏は「鈴木敏夫ジブリ汗まみれ」といいうラジオ番組を、TOKYO-FMでやっておられる。
その番組の中で「青春」について語っておられたのが、とても興味深かった。

この回を聴いて吾輩が感じたことは、言葉は最初からあったものではないのだ、ということ。何かをきっかけとし人間が創り出し、言葉にいろんな意味やイメージをつけてコミュニケーションの道具とし、今まで人間は生きてきたのである。

そのラジオの中で、鈴木氏が「青春」について語っておられた部分を、
文字におこしておこうと思う。



例えば、青春っていう言葉。
いつ生まれたのか。

モノの本によるとね、あれ翻訳語なんですよね。「ユース」っていう言葉の翻訳なんですよ。

青年とか青春とか、全部明治になってからなんですよ。江戸時代にはないんですよ。江戸時代にあったのは、子どもと大人だけという、青春が大事だって考え方もない。概念としてないんですよ。

でね、青春というのをちゃんと捉えて、いろんな悩みがある、
そういうことをちゃんとやった人っていうのがドストエフスキーだって書いた人がいたんですよ。
一方で、若者が世界を変える。これ誰が考えたっていったらマルクス。この二人のおかげで本当に色んなひどい目にあってるんだっていう本なんですよ。

若い者が世界を変える、とか、若者の悩みは尊い、とかね。それまでそんな価値観ないんだもん。そうすると、若者がえらい、とか、若者が素晴らしい、っていう考え方は本当に新しい考え方で、しかも内実は怪しい。

そうすると、このドストエフスキーマルクスなんてちゃんと読んだか怪しいですけど、この二人は、スゴイですよね?世界中に流行らせたわけでしょ?そんな価値観を与えて、世界の若者を悩ませて、迷わせたわけでしょ?

それによって、色んなことが起きたわけで。
そろそろ終わりにしてもらって(笑)




青春をつくったのはドストエフスキーマルクスである、と発想したのが、三浦雅士という方である。
その三浦雅士氏が書かれた「青春の終焉」という著書を、鈴木氏が読んだ感想が上記の内容である。

吾輩にとっては、とても興味深いハナシなのである。
是非とも、ラジオでもっとこういうハナシをしてもらいたいものである。


 
鈴木さんが、青春について書かれたエッセー集である。