はたけ の日記

ゆっくり生きよう。

古市憲寿「僕たちの前途」




この古市氏という方、ものすごい量の情報の持ち主である。

吾輩が同じことをやる、と考えだけで胃が痛くなってしまう、そんな情報量なのである。

この情報を提供してくれた古市氏には、
感謝の思いが溢れているのである。 <(_ _)>アリガト

まだ全て読み切っていないのであるが、吾輩のメモがわりに面白かった箇所を記しておくとする。



・株式会社ゼントの社長・松島隆太郎が語る成功の理由
 →「仲間と楽しく生きることを真剣に考えた結果、お金以外の大切なものに気づいた。結局今を自分らしく生きるしかない」(この文章、吾輩の要約である)

・今どきの若者は、何かの目的に向かうのではなく、「今、ここ」で仲間で楽しく過ごすことが大切である、と思っている。そして統計では、20代の役7割が現在の生活に満足している、という結果もある
 →1980年代のバブル真っ只中にあった若者と比べると、圧倒的に現状満足度が高い)

・自分のレベルより高い人たちとパーティを組むときに役立つのが「特殊技能」「専門性」である。レベルの高い人たちから「こいつと一緒に組みたい」と思わせることができたら、彼らの仲間に入ることができる。

・戦前の労働時間は、現代の労働時間と比べるとはるかに長い。
(→1916年に工場法が成立。この時でさえ、生糸女工の一日の労働時間の上限が12時間であった)
(→加えて、戦中で戦局が厳しくなってくると、上記のような法律などは廃止されていた)
(→「昔の方がいい時代だった!」という言葉があるが、こういう情報を知ると本当にそうだろうか、と思えて仕方がない)


インターネットが普及してから、
仕事の種類にバリエーションが格段に 増えたことは間違いない。

この著書にでてくる人たちのように、
自分の能力を生かしたり、好きなことを仕事にできるようになってきている、そういう時代である。

突出した才能によって、お金を儲ける、というだけでなく
ツイッターフェイスブックで自分の趣味でつながることで、
そのつながりで互いに支えあって、生きていくことだって出来るようになってきているのだ。

この著書は、これから生きていく若者へエネルギーを与えてくれるもの、といえる。