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はたけ の日記

ゆっくり生きよう。

鈴木敏夫 「昔の映画・これからの映画」

興味深い内容であった(人´∀`)

芸術選奨文部科学大臣賞の映画部門受賞と、勇退報道の真相!?

吾輩は映画を観ることが好きであるので、
今までもむかしの映画を観よう、と思ってきた。

しかし、それを観るきっかけが欲しいとも思っているのである。これは怠慢だったり、興味あった事柄がいつのまにかどこかへ行ってしまうという性分だからなのだが、誰かが

「面白い!」
♪d(´▽`)b♪

と言ってくれないと、中々動けなくて、、、
そう。そういう原動力となるものがないと、吾輩何も出来ないという何とも面倒なタチなのである。

で、今回のラジオはというと、読んでいればわかるとおり触発される部分があった!のである。
そうなると、こうやってブログの文章を書きたくなる衝動が起きてくるし、何ともいえない興奮状態になるのだが、その興奮状態も早く書かないと、「あーれー??」といった感じで、どこか彼方へ消えていってしまうので、はやくはやく!という感じで吾輩この文章を書いている。

と、いうことで興奮状態が起きた箇所を文字にも起こしておくとする。

ちなみに、この話は2014年3月19日に文化庁の「平成25年度芸術選奨文部科学大臣賞(映画部門)を受賞したことでマスコミの取材を受けているときの会話です。


この間、アカデミー賞行ったじゃないですか。そしたらね、ノミネートされた作品が9本だか10本。そのうちね、実話が6本あるんですよね。


これみててね、なんかちょっと違和感があったんですよ。


なんでかっていったら、ハリウッドは、ねぇ、明るく楽しい映画をつくるところだったわけでしょ?ところが、実話ってどういうことかっていったら、一種社会性を帯びる、辛気臭い映画が多いわけですよ。


そうするとね、皆が映画を観に行くってときに、エンターテイメントだ、って胸を弾ませながら観に行く映画じゃないでしょ?そうすると、あぁ映画っていつのまにかこんな風になってんだーって思ってね。あらためて思い知ったんで。


じゃあ、本当に皆さんがそういうの観たがってんのかなーって。


いや、いい映画なんですよ?でも、いい映画であることと、気持ちを弾ませながら楽しみにしていく映画とは、なんか違うような気がしてて。

それでいうと、僕らはやっぱそういう娯楽映画をなんか別の形でつくってきたつもりなんでね。次にくる基準は何なんだろうなーってずーっと思ってますね。


わかりやすく言っちゃうとね、たとえば日本でもね、戦後、日本映画って僕らが思ってたのは、黒澤明がそうであったようにテーマって、家族を描くものであろうが、チャンバラであろうが何であれ、「貧乏の幸福」みたいなことがね、映画のテーマだったような気がするんですよね。


だから、黒澤明っていう人もそういう日本が貧乏だったころ、その中でどうしたら元気になれるか、みたいなのがテーマで。で、やってくうちにいわゆる高度経済成長のなか、日本が豊かになってくでしょ?そうしたら、そのテーマが通用しなくなるんですよ。


すると次に何が出てきたかっていったら、「心」。やっぱり「心」の問題でしたよね。

それで迷い続ける心を、ようするに、ちゃんとやるっていうか、そういうことでいうと、実は高度経済成長からバブル、そして21世紀にかけてね、そういう作品がずっとつくられてる気がしてるんですよね。


で、それの転換点がまた来てる気がしてるんですよ。そうすると、次は何なんだろうなーって思って。これはなかなか難しいですよね。

 


この映画のテーマの変遷のはなし。
根幹にあるのは「幸せ」である(勝手に言い切ってしまうけれど)。

でも、そうなのだ。
話としては、戦後日本が貧乏だった頃、何もなくて「復興」という名のもとに多くの事業を興して、多くの製品を造って、経済を発展させていくことで日本は徐々に元気を取り戻していった。

そこから高度経済成長を経てバブル。そのバブルが弾けて、いままでの楽しかった感覚は一体何だったのか、と空虚感に陥り、それが「心」の問題となる。

そして、その「心」の問題もひと段落ついて、いま次の時代に来ている、と鈴木氏は述べられているのだと吾輩は思う。

へー

こういう観方ができるのなら、、映画は格段に面白く観れるのであろうなー。