鈴木敏夫のジブリ汗まみれを文字起こしするブログ

ポッドキャスト版「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」の文字起こしをやっています。https://twitter.com/hatake4633

小説家・中村文則さんとの座談会 その1

2015年12月8日配信の「鈴木敏夫ジブリ汗まみれ」です。

http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol401.mp3

 

鈴木:どうも。初めまして。わざわざ今日はありがとうございます。

 

中村:とんでもないです。とても驚きました。ありがとうございます。

 

鈴木:とにかく3人が「教団X」のファンなんで(笑)

 

中村:本当ですか?

 

鈴木:それで今日3人なんですよ。「教団X」を見つけたのが、米倉さんで。僕に薦めてくれて。僕も読んで凄い面白くて、一気に読んだんですよ。

 

中村:ありがとうございます。

 

鈴木:ただ、読んでから随分時間が経ったでしょ?色んなことを忘れてるから、やっぱり応援メンバーとして。

 

中村:去年の12月に書いたやつだから、僕も結構怪しい(笑)

 

鈴木:自分で書いたら覚えてるよ!(笑)それで川上さんはね、僕が薦めたんですよ。これ川上さん絶対喜ぶに違いないって。川上さんはね、この本を読むために入院までしてね。

 

川上:読んでたんですけど、鈴木さんが芥川賞作家の凄く面白い本があるっていうんで、たまたま入院してたんで。

 

中村:時間はあったんですね?

 

川上:時間はあったんですよね。

 

鈴木:だって、ベットから僕に面白いって途中経過報告が来たしね。で、彼女はね、僕なんか書いてある文章そのまま記憶するっていうのが非常にダメな人で。しかし彼女、よく覚えてるんですよ!そのままを。そういうこともあって、今日この3人で一斉に襲いかかろうという(笑)

 

中村:ありがたい話です。

 

ーナレーションー

鈴木敏夫ジブリ汗まみれ。

 

今週から、3週にわたって小説家の中村文則さんをお迎えしての座談会、中村さんの著者「教団X」に焦点を当ててお送りします。

 

出席者は、ドワンゴ会長の川上量生さん、「教団X」を細部まで読み込んだという米倉智美さん、そして鈴木さんです。

 

中村さんは1977年9月2日愛知県東海市に生まれ、2002年「銃」で第34回新潮新人賞を受賞してデビュー。2005年「土の中の子供」で第133回芥川賞を受賞。今年5月の「あなたが消えた夜に」まで数々の小説を執筆してきました。まずはこんなお話から。

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映画「杉原千畝」スペシャルトークショー ゲスト:奥田誠治さん、犬山紙子さん、柴田玲さん

2015年12月7日配信の「鈴木敏夫ジブリ汗まみれ」です。

http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol400.mp3

 

ーナレーションー

激動の第二次世界大戦下、リトアニアナチスドイツの迫害から逃れてきたユダヤ難民に、日本通過ビザを発給し、6000人もの命を救った日本人の外交官がいた。彼の名は「杉原千畝」。

 

鈴木敏夫ジブリ汗まみれ。

 

今週は、オープンしたばかりの渋谷モディ6階、HMV&BOOKS TOKYOイベントスペースで行われた「映画 杉原千畝スペシャトークショー」の模様をお送りします。

 

出席者は「映画 杉原千畝」エグゼクティブプロデューサーの日本テレビ奥田誠治さん、そして「負け美女」「マウンティング女子」「クソバイス」などの言葉を生んできたエッセイストの犬山紙子さん、そして鈴木さん。司会は、フリーアナウンサーの柴田玲さんです。まずはこんなお話から。

 

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月刊文藝春秋12月号掲載「小さな大物」ラジオ版

2015年12月7日配信の「鈴木敏夫ジブリ汗まみれ」です。

http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol399.mp3

 

ーナレーションー

鈴木敏夫ジブリ汗まみれ。

 

今週は、現在発売中の月刊文藝春秋12月号に多数のカラー写真とともに掲載されている「小さな大物」ラジオ版です。

 

これは鈴木さんの幼少時代から現在に至るまでの写真を見ながら、自分史を振り返る企画です。月刊文藝春秋12月号をお持ちの方はご覧いただきながら、お持ちでない方は想像、妄想しながらお聞き下さい。

 

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文春ジブリ文庫11 ジブリの教科書「ホーホケキョとなりの山田くん」今だから話せる裏話などを振り返り

2015年12月7日配信の「鈴木敏夫ジブリ汗まみれ」です。

http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol398.mp3

 

ーナレーションー

鈴木敏夫ジブリ汗まみれ。

 

今週は、文春ジブリ文庫11 ジブリの教科書「ホーホケキョとなりの山田くん」発売に合わせ、1999年に公開された、いしいひさいち原作、高畑勲監督の「ホーホケキョとなりの山田くん」に焦点を合わせて、当時の製作エピソードや今だから話せる裏話など、鈴木さんが振り返ります。まずはこんなお話から。

 

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城西大学で行われた鈴木さんの講演会の模様をお送りします。

2015年10月29日配信の「鈴木敏夫ジブリ汗まみれ」です。

http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol393.mp3

 

ーナレーションー

鈴木敏夫ジブリ汗まみれ。

 

今週は、7月10日城西大学で行われた鈴木さんの講演会の模様をお送りします。

 

テーマは「日本から世界に広がるアニメ、芸術、技術、プロダクション」。

 

インタビューは、学校法人城西大学日本・アジア映像研究センター長・USC映像学部教授、水田リピット堯さんです。まずはこんなお話から。

 

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「モデルガン」をテーマにお送りします。

2015年9月24日配信の「鈴木敏夫ジブリ汗まみれ」です。

http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol387.mp3

 

柳橋:変形するんですね。

 

紺野:ちょっと上手くいかなかったですけどね。

 

柳橋:カシャカシャっと。

 

紺野:そうです。こういう風な感じの銃です。これ「グロック」っていう有名な銃なんですよ。アメリカの警察がよく使っているような、それのフルオートが出来るバージョン。

 

柳橋:へぇー。

 

紺野:連射が出来るバージョンで、それを組み立て式の箱の中にコンパクトにして。だから通常は箱の状態で持ってて、セキュリティあたりの人。シークレットサービスあたりの人が持ってて、瞬間カタカタっていって形にして。マシンガンにして。中の銃は結構有名で、この間の「スカイフォール」っていう007の。

 

鈴木:最新作。

 

紺野:その最初の場面で列車の上でボンドと相手のスパイが戦っている時の、相手方の持ってるのが「グロック」ですね。

 

ーナレーションー

突然ですがここで問題です。ルパン3世次元大介が愛用している拳銃はなんですか?そして、ゴルゴ13のデューク東郷が愛用しているのは?

 

鈴木敏夫ジブリ汗まみれ。

 

今週は、「モデルガン」をテーマにお送りします。

 

実は鈴木さんの趣味の一つとして、モデルガンの収集があります。「ガンショップ アングス目黒店」の店長をしていた紺野勝男さんのウンチクと共に、鈴木さんのガンコレクションをご紹介していきます。聞き手は、フリーライター柳橋閑さんです。

 

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「老後」をテーマにお送りします。

2015年9月24日配信の「鈴木敏夫ジブリ汗まみれ」です。

http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol388.mp3

 

ーナレーションー

総務省統計局によりますと、今年3月の確定値として日本の総人口は1億2689万6000人。その中で65歳以上の人口は3341万人を占め、前年の同じ月に比べて103万1000人の増加。

 

ここで質問です。あなたは「老後」について考えたことがありますか?またあなたにとって、「老後」とは?

 

人それぞれ老後年齢が違うとは思いますが、誰にでも必ず訪れ、避けることの出来ない「老後」。

 

鈴木敏夫ジブリ汗まみれ。今週は、「老後」をテーマにお送りします。

 

先月、67歳を迎えたばかりの鈴木さんを中心に、小学館取締役・久保雅一さん、日本テレビ奥田誠治さん、そして藤巻直哉さんとともに「老後」を考えていきます。

 

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