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ポッドキャスト版「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」「未来授業」の文字起こしをやっています。「未来授業」は2020年4月分からです。文字起こししてほしいものがあれば、ツイッターのDMに連絡下さい→https://twitter.com/hatake4633

高城未来ラジオ第四十六回:一流の鍵ー竹下雄真さん/デポルターレクラブ代表 パーソナルトレーナー(前編)

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この番組を書籍化したものがKindleで発売中です。

 

 

ラジオの内容はもちろん、ラジオには収録されていないディープな内容も収録されているので、ご興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか?

 

ー高城のナレーションー

 

今回は番組初の公開収録を試みました。

 

場所は、広尾にあるコートヤードで開催されましたデポルターレクラブ7周年の会場でお届けします。

 

ゲストはパーソナルトレーナーの竹下雄真さん。

 

お仕事につくきっかけやご経歴をお聞きしながら、他とは違う竹下さんならではのトレーニングの鍵がどこにあるのかを探りたいと思います。

 

高城:こんにちわ。本日はようこそお越しくださいました。高城剛でございます。メールマガジン「高城未来研究所」というのをやっておりまして、そのサウンドプロジェクトとしてはじまりました「高城未来ラジオ」というポッドキャストがあります。今日は初めての公開収録ということで、皆さんの前でゲストをお迎えして色々お聞きしたい思っています。その栄えある公開収録のゲストはこちらの代表でいらっしゃいます竹下雄真さんです。

竹下:こんにちわ。よろしくお願いします。

高城:デポルターレクラブというものを率いてらっしゃいますが、僕はもう15年くらい前から個人的にパーソナルトレーナーをしていただいております。その時は違う会社にいらっしゃったんですが、今日は個人的な歴史を含めてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

竹下:よろしくお願いします。

高城:じゃあ色々お聞きしたいと思いますが、パーソナルトレーナーって一体何なんですか?

竹下:最近は結果にコミットするところが、凄く広めて下さったと思います。元々日本だと2000年代くらいから東京を中心にトレーニングを始めたんですけど、クライアントの方がいて「ダイエットしたい」とか「筋肉つけたい」とか選手だったら「技術を伸ばしたい」とかそういったところに一緒に結果を獲りにいくということですね。

高城:ボディーワークを使って、その人の健康促進だったり技術を磨いたりダイエットたとか色々あると思うんですが、今日ではパーソナルトレーナーって色んな人が知ってると思うんですけど、はじめられたのは何年前からですか?経歴でいうと何年パーソナルトレーナーやってらっしゃるんですか?

竹下:僕はいま38歳なんですけど、19歳の時にシアトルで勉強して戻ってきました。

高城:その前はご自身で運動はしてらっしゃった?

竹下:高校までは野球を鳴かず飛ばずでやってたんですけど、そのあとは格闘技みたいなことをチョロっとやっていて、その先生がたまたまK1とかの人をみられていて、僕は最初強くなりたいと思ってシアトルに行ってたんです。

高城:なるほど。自分をトレーニングするためにシアトルに行ったわけですね?トレーナーになるというよりは自分をトレーニングするために勉強しようと?

竹下:はい。

高城:当時、パーソナルトレーナーっていう肩書きは日本にありました?

竹下:いや僕は聞いたことはなかったです。

高城:20年近く前ですよね。その時はご自身の肩書きは何だったんですか?

竹下:例えば、原付バイクで警察に捕まると、「職業何ですか?」って言われるじゃないですか?「パーソナルトレーナーです」って自信を持って言うと「それ何ですか?」みたいな(笑)

高城:警察に聞かれるわけですね。何て言うんですか?

竹下:「じゃあインストラクターでいいよね?」って言われて。それって結構嫌なんです。だけどしょうがないんで。

高城:お話を聞くとインストラクターとパーソナルトレーナーに大きな違いと壁がありそうなお話ですけど、簡単に言うとどう違うんでしょうか? 

竹下:インストラクターというのは、スタジオなんかでインストラクションする、で、それを会員の皆さんがやられる。

高城:つまり器具の使い方を教えるということですか?

竹下:そうですね。パーソナルトレーナーというのは、個人についてその方の結果を出していくことが仕事なんで。

高城:結果とおっしゃいますよね?ダイエットだったら痩せることだったり、アスリートたと成績ということですか?

竹下:そうですね。僕は技術を教えられるわけてはないので、直接成績につながるかどうかつていうのはあれなんですけど、その中でフィジカルやメンタルの部分を強くしていくというか。

高城:メンタルを強くする?どうやって強くするんですか?

竹下:トレーニングしてなかった選手が専門的にトレーニングするだけでも、「俺はやったんだ」と思ってピッチに立ったりバッターボックスに立てると思うんで。そういったことだけでもメンタルって変わってくると思うんで。

高城:なるほど。有名なアスリート随分トレーニングなさってきたと思います。超一流の人、そうでもない人、この違いってどこにあるんでしょうか?

竹下:メンタルに起因することが多いんですけど。

高城:技術じゃないの?

竹下:そうですね。

高城:例えば、バッターだったら超一流のバッターいますよね?それと申し訳ないですけどプロだけれどそうでもないバッターいますよね?この違いっていうのは技術じゃなくてメンタルってことですか?

竹下:そうですね。簡単に言うといい選手は割とトレーニングを制限かけてなきゃいけないんです。

高城:ほお。なぜ?マックスにやっちゃいけないの?

竹下:ドンドンやってしまうんで、この期間は休もうとかブレークをいれていかないといけないんです。良くない選手、結果が出ない選手はトレーニングをやんなきゃって思ってるんですけど、遊びたいし、みたいなことが見え隠れしますし、休むっていうのも計画に入れてない、トレーニングも計画に入れていない。場当たり的にやっていくので。

高城:じゃあ超一流の選手とそうでもない選手というのは、マインドセットや計画の立て方が違うってことですかね?

竹下:そうですね。シーズンって決まってるので、そこに向けてどういうコンディションをつくってオフにはそれをどうやって上げていくか、というのが重要になってきます。

高城:例えば、ある選手が来ました。この選手が伸びるかどうかつていうのは、何となくわかりますよね?

竹下:そうてすね。

高城:どこで見るんですか?

竹下:一番良くないパターンは、誰かに連れられて来るっていうパターン。これはほとんど僕は断ります。やっぱり自分が変わろうと思って来てるっていうよりは、誰か偉い先生とかタニマチの社長かどうかわからないですけど、そういう人に連れられてやりたい素振り見せてるみたいな(笑)

高城:伸びないから断るってことですか?

竹下:伸びないし、僕も結果出せなかったということになるので、彼も時間をイタズラに使うし。

高城:一方で実業家やビジネスマンもいらっしゃると思います。この人たちも一緒でしょうか?すなわちハッキリとした意志を持っている、やる気を持っている人たちは、伸びていく。誰かに連れられて嫌々とは言いませんが、どこか上の空でトレーニングをする人たちはスポーツマンだろうがアイドルだろうがビジネスマンだろうが伸びないんでしょうか?

竹下:そうですね。上司の方とか社長に行けって言われて来ている人と、自発的に来られてる人とでは違うと思います。

高城:これはパーソナルトレーナーに限らないと思いますが、例えば良い鍼灸師さんも来た瞬間にわかるっていうんです。どこが問題があって何をしなければいけないか。自分にはこういうことが出来ると。見抜く力って言うんですかね?それが良いトレーナーであったり、ひょっとしたら顧客サービス全体に言えるかもしれません。トレーニングの技術というのは勉強したや学べるかもしれない。でも人を見抜く直感みたいなものが大変優れていると思っているんですね。ですから今年の夏も高校で活躍した選手、初めて紹介されたときは中学生だったんですが、清宮君はこれから絶対伸びていく選手だって僕に紹介してくれました。で、実際そうなってるんですが、どこでそれがわかるんでしょうか?技術じゃない気がします。

竹下:彼の場合は、決勝戦で敗れてしまって。その後三年ぶりに同じようチームの三年生の仲間とボーリングをやったらしいですけど、その次の日には僕のところに連絡あって「この後のスケジュールのお話、目標のセットのお話をしたい」と。僕は負けた直後のLINEで「高校生なんだから、夏ぐらい野球から離れて高校生らしい夏を過ごしたら?」みたいなことを言ったんですけど、全然無視で(笑)

高城:ある意味でメンタルケアもなさってるってことですよね?

竹下:そうですね。

高城:むしろ、メンタルケアの方が大変重要かもしれませんね?

竹下:はい。

高城:ジムで接する時間は一時間や二時間しかありません。でも日常的にコミュニケーション自体はあります。そこの中で相手が見えない中で察しなければいけませんよね?どうやってわかるんですか?その勘が優れてると思って、その秘密を聞きたいと思ってるんですけど。

竹下:選手の結果を出すということは、いろんな要因があると思うんです。家庭の問題ですとか、どんな人と遊んでるかとか、どんなものを食べてるとか、そういったパーソナルな情報を集めながら、、

高城:いわゆる、その人の情報だけでなくその人の周辺。今的な言い方ですとライフスタイル。その周辺を理解するということですか?

竹下:そうですね。

高城:でも本来、そこまで考えてパーソナルトレーナーじゃなきゃいけないし、そうしないと結果にコミットメント出来ないってことですか?

竹下:トレーニングの情報って今簡単にとれるので、ある種オープンソースなんですが、10年20年トレーナーやっててよっぽどセンスがない人でない限り、5分ぐらい見てたら自分のもののように出来るわけです。

高城:なぜ5分で出来るんです?

竹下:経験でどういったことをこのトレーニングは狙っていて、どういう風に追い込んでいけばいいのかは、見てるとわかります。

高城:なるほど。

 

ー高城のナレーション

 

今回は番組初の公開収録の模様をお届けしています。

 

パーソナルトレーナーはボディーワークをするものだとお考えの方も多いと思いますが、本当に鍛える必要があるのはメンタルのようです。

 

しかも、いい選手はトレーニングに制限をかけることがコツのようで、それが良い結果につながるとのこと。休むことを計画に入れる、これはアスリートに限らず誰にも当てはまることなのかもしれません。

 

次回は、公開質問の模様もお届けします。