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ポッドキャスト版「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」「未来授業」の文字起こしをやっています。「未来授業」は2020年4月分からです。文字起こししてほしいものがあれば、ツイッターのDMに連絡下さい→https://twitter.com/hatake4633

<未来授業>谷田優也 第一回「ゲームの上手い人が称賛される世界」

 

ーナレーションー

今週の講師は、株式会社ウェルプレイド代表取締役CEO、谷田優也さん。

 

カドカワグループでIPデジタルコンテンツのプロデューサー、マーベラスでアジア圏向けのスマートフォンのゲームアプリのプロデュースを経験したのち、2015年11月、株式会社ウェルプレイドを設立。eスポーツに関する業務全般を手掛けています。

 

急激な成長を遂げ、新たな産業として注目を集めるeスポーツ。今ではスポーツの競技としてオリンピックへの採用も検討されているほど認知度が高まっています。

 

そこで今週は、eスポーツの「いま」と、ウェルプレイドが目指すeスポーツの未来について、谷田さんに伺っていきます。

 

未来授業一時間目、テーマは「ゲームの上手い人が称賛される世界」。

 

 谷田:ウェルプレイドという会社はですね、一応ゲーム業界ではあるんですけど、ゲームを作る会社でもあるので、eスポーツにまつわる出来ることを全てビジネスとして2019年11月で丸4年が経ちまして、今5年目に入りました。

 

ウェルプレイドという名前は日本ではあまり馴染みがないんですけども、海外のeスポーツシーンとかゲームシーンにおいて、対戦相手がいるゲームの中で対戦が終わった後に相手を称賛する言葉としてよく使われるんですね。「good game wellplayed」 で「ggwp」みたいな言い方をする使い方が多いんですけど、相手を称賛する、という意味合いを込めて、ゲームが上手い人たちが称賛される世界を作りたいと思って、会社を立ち上げていて。なので、プロゲーマーになっていう子たちだったり、そのゲームをやり続けている人たちがそのゲームをやって良かったなと思える体験をさせるとか、思いを作ってもらうところのお手伝いをする会社です。

 

ーナレーションー

つまり、ゲームを作る以外のeスポーツに関する全てを業務としているのが、ウェルプレイドということになります。

 

具体的には、eスポーツに関する企画、番組制作、配信、大会運営、コンサルティング業務などをワンストップで行うことなのですが、これについて、さらに詳しく伺いました。

 

谷田:一つは、イベント事業というか色んなゲームメーカーさんのゲームタイトルを扱って、メーカーさんと一緒に大会をやったりとか、その大会をインターネット上で見れるように番組にする。なので、その番組の制作と大会運営とセットになるんですけど、その両方をやっている。ときにはリーグをいちから立ち上げて、eスポーツのリーグを運営したりとか、メーカーとお仕事をするという部署があります。

 

その他には、メディア事業部っていうのがありまして、eスポーツの選手だったり大会シーンだったりを紹介する、ちょっと別の例えになるんですけど、甲子園があってその甲子園を設営する甲子園みたいなイメージだったり、テレビのメディアの中で選手のことをフィーチャーして紹介する記事とか雑誌とか番組とかあると思うんですけど、eスポーツもその様に大会があって、選手がいるわけですから、その選手のことを紹介するメディアの運営というのをやってます。

 

あともう一つが、マネジメント事業部というのがありまして、eスポーツの大会のシーンを支えているのは、プレイをするプロゲーマーもそうなんですけど、それを盛り上げる実況者とか解説者とか、もしくはその周りにいるストリーマーの子たちっていうのがいるんですけど、そういう人たちを全体的にマネジメントをしている部署がありまして。

どんなことをやっているかというと、例えば、プロゲーマーの子もまだ17歳や18歳の子たちっていうのがいるので、どういう普段の立ち回りをしたらいいのか、とか、言動とか発言。SNSでどういう書き方をしたらいいのか、とかから色々教えていく必要があって。

チームのマネジメントということよりも多岐に及ぶというか、例えば、プロのスポンサーになりますよっていう形でメーカーさんとかチームからオファーが来た時、どういう契約条件でどういう報酬条件でどういう契約をしたら、その子にとって幸せなのかってその子の判断では出来ないことを、じゃあ親に相談したらいいのかというと、それも難しい。そういう時にゲームのことも環境のことも理解している僕たちが、代わりにエージェントとして動いてあげたりとか、あとは本人たちもまだキャリアが長く続くものでもない状態というか、これから続けていくものなので、人生相談の領域に入っていくというか、今年一年どういうキャリアプランを目指したいのっていうところで、それこそ社員の面談をするようにその子のキャリアプランシートを一緒に作ってあげて、三ヶ月に一回面談をしてとか、半年に一回面接して、その子の人生設計に一緒に寄り添うみたいなこともやってますね。