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ポッドキャスト版「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」「未来授業」の文字起こしをやっています。「未来授業」は2020年4月分からです。文字起こししてほしいものがあれば、ツイッターのDMに連絡下さい→https://twitter.com/hatake4633

<未来授業>Z世代ビジネス会議 仕事編 第2回「部活のような感覚」

 

ーナレーションー

先日、TOKYOFMで行われたZ世代会議の公開収録の模様をお届けします。

 

Z世代は、アメリカでは政治・経済に大きな影響を与える世代として注目され、日本でもこの先10年を担う重要な役割が期待されています。

 

公開収録では、4人のZ世代起業家と同年代の大学生を招待。ニューヨーク在住ジャーナリスト・シェリーめぐみさんがモデレーターを務め、仕事、社会、お金、幸福という4つのキーワードでその価値観に迫りました。

 

今週はその「仕事編」。

4人のZ世代起業家が、仕事と起業について語ります。

 

今日は、株式会社GNEX代表取締役CEO・三上洋一郎さん。

15歳で起業。内閣府の「人生100年時代構想会議」の有識者としても活躍する三上さん。この方にとって起業とは一体どういうものなのでしょうか。

 

未来授業2時間目、テーマは「部活のような感覚」。

 

三上:GNEXという会社なんですけど、デジタルマーケティングという風に言ってるんですけど、簡単に言うと、インターネット上の広告とかアプリから飛んでくるプッシュ通知みたいなものがあると思うんですけど、あれを配信して管理していくインフラ、サーパーみたいなところを作って。

 

例えば国内であれば、自動車会社さんとかテレビ局とか航空会社とか、そういったところに対して提供させていただいてるっていう風な会社をやらせていただいてる感じです。

 

シェリ:なんで起業されたんでしょう。学校卒業するのを待たずに就職でもなくっていう。なぜ起業されたんですか。

 

三上:元々会社を立ち上げたのが、中学3年の頃なんですけども、当時僕が通ってた中学校のところにパソコン部っていうのがあったんです。僕、小学校の頃からパソコンが好きでですね、ずっと触ってたんですが、なかなか中学のパソコン部で自分がやりたいことがなくて。であれば、学外で何かやってしまったらもっと自分が楽しいんじゃないかなと思ってですね。

 

とはいえ、プログラミングみたいなことが出来なかったので、自分が作りたいサービスを一緒に作ってくれる人を探して、それはTwitterで募集して、たまたまご一緒出来る人が見つかって、で、一緒に何かやっていったというところなんですよね。なので自分にとっては当時、部活みたいな感覚で始めたっていうところですね。

 

シェリ:なるほど。部活感覚でTwitterでシステム作れる人が来ちゃったんだ。

 

三上:そうですね。

 

シェリ:中学生?みんな。

 

三上:そうですね、当時は中学生から高校生大学生色々いましたけど。はい。

 

シェリ:そういう人たちが集まって、で、それを会社にしましょうっていう風に決めたのはなぜ?

 

三上:我々当初はですね、いわゆる対消費者向けというか、今のように企業向けの製品を作ってたわけではないんですが、会社にしてしまった方が変な話、税金とかですね、そういったところが楽だよねっていう風な結論に至って、ちょっとつまらない話なんですが、会社を作ったというところですね。

 

シェリー:ちょっと待って。税金ということは、最初からすごい儲かっちゃった?

 

三上:別に儲かってたっていうわけでもないんですけど、中学生が1人代表でやっていると、変な話法人格を持っていないと、代表者に対して課税がされるんですね。

 

例えば、100万円の売り上げだったとしても、僕が税金を払っていかないといけないんで、それってちょっとハードルが高いなというところで、会社の箱を作ってしまった方が色々やりやすいよねっていう話ですね。

 

シェリ:そういう知識をね、中学生が持っていたっていうのは凄いなと思ったんですけど、誰かからアドバイスを受けたとか、それとも自分でネットで調べて知識を得ていたっていう、どういう感じだったんですか。

 

三上:そこに関していうと、よく勘違いされるのが、僕の父親は特に会社の経営者とかではなくて、普通のサラリーマンなんですね。実は会社を起こすこともずっと反対だったんですけども、僕がインターネットとかで調べて、こうやれば会社が作れるんだ、とか、会社作るのって実は20万くらいしかかからないんだ、とかっていう話を調べてやって。

 

実は15歳で会社作るのって、親権者同意書が必要なんですよね。最後、父は反対してたので、母に書いてもらって。で、会社を作ったというところですね。

 

シェリ:じゃあ、親を説得して。

 

三上:そうですね。その必要があったので。

 

シェリ:うわーー。それでもう仕事に没頭して、学校はもう行かなくていいっていう風に結論に達したって聞いたんですけど、それはどうですか?

 

三上:それはすごい語弊がありそうなので一応訂正させていただくと、当初は中学3年生の夏くらいに会社を立ち上げて、僕が高校を辞めたのが高校1年生の夏なんですけど、それまでめちゃくちゃ没頭したかっていうと、そうでもなくて。確かにすごく楽しかったし、普通に高校に通っていれば、得られない刺激とか学びっていうのは得られたな、とはすごく思うんですね。ただ、普通の学生でしたけどねっていうのを、僕はどこでも申し上げてて。普通にゲームもしてましたし、高校の友人とも遊んでましたし。

 

その傍らで当時、半導体の大手さんとか、日本だと教育系で結構有名な会社さんとも取引があって、そこからお金をいただいてたんで、そこはしっかりお仕事するんですけど。とはいえ、放課後はしっかり遊ぶっていう生活だったかなと。

 

シェリ:三上さんみたいな人って、いっぱいいるの?Z世代に。

 

三上:ごめんなさい。僕ですね、同世代の情報とかほぼ持ってなくて。何が流行ってるかとか、ということを全くわからないんで。いま会社を起こしたいっていう時に起こしやすかったり、何かをやりたいってなった時に、お金とか人が集めやすい環境にはなってるので。そういう意味では増えてきてるんだろうな、とは思うんですけど、じゃあ実際どれぐらいいるの?って言われると、僕もわからないっていうのが正直なところなんですよね。