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ポッドキャスト版「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」「未来授業」の文字起こしをやっています。「未来授業」は2020年4月分からです。文字起こししてほしいものがあれば、ツイッターのDMに連絡下さい→https://twitter.com/hatake4633

<未来授業>Z世代ビジネス会議 幸福論編 第2回「雑音の多い社会が多様性をつくる」

2020年3月24日配信の「未来授業」です。

www.tfm.co.jp

 

ーナレーションー

「Z世代」とは、1990年代後半から2010年ごろまでの生まれた人たちのこと。

 高速のインターネットが普及した時代を生きるデジタルネイティブ世代。SNSを使いこなし、ネットリテラシーも高く、他のどの世代よりも他人の意見に寛容だ、と言われています。

 

番組では、Z世代評論家のシェリーめぐみさんをモデレーターに迎えて、4人のZ世代起業家を招き、彼らの価値観に迫る公開ディスカッションを行いました。

 

今週のキーワードは、「幸せ」です。

 

今週の講師は、現在22歳の大学生。株式会社GNEX代表の三上洋一郎さん。

 最初に起業したのは15歳のとき。現在は、内閣府の「人生100年時代構想会議」の最年少有識者議員も務めています。

 

未来授業2時間目、テーマは「雑音の多い社会が多様性をつくる」。

 

シェリ:三上さんは今幸せだって感じるのは、どんな時ですか?

 

三上:僕に関していうと、仕事が趣味みたいなもんなんですが、僕らが当初から掲げてるクライアントファーストっていう考え方の元で、お客さんのところの事業に我々のシステムというのがしっかりと入っていって、彼らの収益向上に貢献してるっていう、比較的わかりやすいんですけど、我々の事業領域というのが。

 

それで「ありがとう」って言ってもらったりだとか、それに代わる言葉として「契約を更新するよ」という言葉でしたりとか。そういう風な言葉を聞くと、ちゃんと役に立ってるんだな、と。僕らが作ってきたものが、しっかりとお客様のところで役に立っているんだ、ということがわかって、そこが僕はここ数年でいくと1番幸せだなという風に思ってるところですね。

 

シェリ:では、社会とっての幸福って何だと思いますか?

 

三上:このテーマ僕考えたことなかったんですが、1つ言うならば、雑音が多い社会なのかなと思っていて。

 

幸福っていうのは相対的なものだと思っていて。すごく残酷な話ではあるんですが、自分よりも幸福ではない人、不幸な人がいて自分よりも幸福な人がいるからこそ、これは僕の考え方ですけど、自分の幸福度の度合いっていうのが、どこにあるのかっていうのが推定出来てくるっていう風に僕は考えてるんですね。いまお話聞いていて。

 

そうなってきた時に、これは個々人の幸福の度合いの話なんですけど、雑音が多いっていうのは自分にとっては、あそこ言ってることよくわからないな、とか、あそこの言っていることは間違っているんじゃないかっていう風な意味合いなんですが、それって要はより多くの人たちを救えるお皿がいっぱいあることだと思っているんですね。

 

番組自体のテーマにもなってると思うんですが、多様性とか色んな価値観がある中で、自分にとっては相容れない様な価値観だけれども、ただそれが明確に存在している。だけれども、相互に無関心でいられる社会っていうのが、実は我々にとって最も幸福な社会なんじゃないかなって思うところですね。

 

シェリ:その状態をどうやったら実現するんだろう。

 

三上:そうですね。これは繰り返しにもなっちゃうんですが、すごく難しいことだとは思うんですけど、相互に無関心でいられる個々人の態度と、それを許容する社会・考え方を醸成することだと思っていて。

 

これは何かというと、自分にとって自分の心情とか考え方にとって、目につく考え方。これは相容れないなっていう考え方って明確に存在するわけですよね。特に多様性というものが叫ばれるようになってから、それぞれの人たちに存在すると思うんですけど、それらに対して我々というのは往々にして、お互いを攻撃してしまったりだとか、それは間違ってるよね、ということを言ってしまったりする。

 

これは人間は争うものですから当然なんですけども、ただそこに対して、お互いが幸せでいるためにはこれは一種ディストピアなのかもしれないですけど、無関心でいられるっていうことが担保されてる社会。で、言っちゃえばお互いを気にしないで生活出来るっていう社会が、実は皆にとって幸せなんじゃないかって思ってます。

 

シェリ:英語でいうとね、リブレリブって言うんだけど。「自分は生きるけど、相手も勝手に生きてていいよ」っていう。無関心っていうことに多分繋がってくるのかなって。

 

ニューヨークみたいな場所で色んな多様な人がいると、結構リブレリブっていうのが大事な心情だったりするので、それはすごく共感出来るなって思いました。

 

三上:ありがとうございます。

 

シェリ:で、100年時代って言われる中ね、自分の人生のゴールはこうありたいって思い描くことはありますか?

 

三上:これはちっちゃい時からずっと言ってきてることなんですけれども、今お話した内容ともしかしたら相反するかもしれないんですが、僕は自分が死んだときに、より多くの人に泣いて欲しいんですよね。やっぱりアイツは良いやつだったなっていう風に思って欲しくて。これは非常に僕のエゴなんですけども。

 

死んだときに、変な話ですよ?出来るだけ多くの人に葬式に来て欲しいな、という風な思いがあって。それが多分自分の人生のゴールなんじゃないかなっていう風に思ってます。すごいエゴなんですが(笑)