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ポッドキャスト版「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」「未来授業」の文字起こしをやっています。「未来授業」は2020年4月分からです。文字起こししてほしいものがあれば、ツイッターのDMに連絡下さい→https://twitter.com/hatake4633

<未来授業>Z世代ビジネス会議 幸福論編 第3回「同調圧力のない世界」

2020年3月25日配信の「未来授業」です。

www.tfm.co.jp

 

ーナレーションー

Z世代とは、1990年代の後半から、2010年頃までに生まれた人たちのこと。この世代が人生において叶えたいことの第一位は、アメリカの調査会社によれば「世界を旅すること。そして、世界を知ること」。

 

番組では、4人のZ世代起業家を招き、彼らの価値観に迫る公開ディスカッションを行いました。

 

今週のキーワードは、「幸せ」です。

 

今週の講師は、現在高校2年生の小林宙さん。

伝統野菜の種を扱う「鶴頸種苗流通プロモーション」の代表です。高校生としての顔と、起業家としての顔を両立させる小林さんにとって、幸せとはいったいどんなものでしょうか。

 

未来授業3時間目、テーマは「同調圧力のない世界」。

 

シェリ:宙くんに。いま幸せって感じときってどんなときですか?

 

小林:はい。明確にすごい幸せだ、みたいなことを思うことは本当にないんですけども、欲しい人と売りたい人とがちょうどどっちもいて、そこの間をうまく繋げられたときっていうのが、1番達成感もありますし。自分がただ種が好きでやってるだけではなくて、人の役に立ったと思える時は、非常に幸せだなと感じます。

 

シェリ:社会にとっての幸福って何だと思いますか?

 

小林:そうですね。社会というと物凄い広いのでなんとも言えないですけども、自分が生きやすいに自分から行ける世界とか、周りから「そこに行ったら行きやすいよ」っていうのを教えてくれる様な社会というのは良いんじゃないのかなって。

 

どうしても自分たちの見てる世界って、例えば僕もずっと高校に行ってるわけで、その世界ってものすごく狭いわけですよ。実際問題あんまり高校楽しくないって言ってる人もいれば、めちゃくちゃ楽しいって言ってる人もいるわけで。

 

そこでじゃあ高校が楽しくないからといって、絶対行かなきゃいけないっていうのは別にそうでもないし。高校行きながら別のところにもが顔を出したりとか、そういうことを許容出来る社会になったら、ものすごく幸せかわからないですけども、苦しまずには済む世界っていうのは生まれるんじゃないかなとは思います。

 

シェリ:100年時代と言われる中で、人生のゴールはこうありたいと宙くんが思い描くことってありますか?

 

小林:100年時代って言われてますけど、そんなに長く生きたくないなと思ってまして(笑)ものすごく僕もエゴですけど、平和なうちに死にたいなと思ってまして(笑)あんまり平和じゃなくなったときに、苦しんで死ぬのは嫌なんで、平和なうちに死にたいですし。

 

あとは、夢は日本史とか世界史の用語集に赤字で載りたいなとは思ってます。

 

シェリ:素晴らしい。これからやることいっぱいだね!

 

小林:そうですね。

 

シェリ:ちょっと気になったのはね、平和なうちにっていう風に言ってましたけど、やっぱり平和じゃなくなるような気がしている?

 

小林:100年あったら平和じゃなくなる可能性なんてものすごく沢山あるから、歴史を振り返って見たときに、社会が平和でない場合もあれば、自分の周りが凄いことになってるかもしれないですし、それはわからないんですけども。長く生きれば生きるほどリスクは高いので、ある程度のところでこの世を去りたいなと思ってます。

 

ーナレーションー

「人の役に立ったと思える瞬間が幸せ」と話す小林さん。

一方で「高校の友達に起業という道を勧めるか?」という質問には「NO」と答えます。

 

小林:僕はいま1番やりたいことは、普通の会社に就職したいです。人に言われて何かをやりたいなと思ってまして。自分で考えてやるのってすごい疲れるんですよ。僕も極力働きたくないですし。

 

学校行ってて楽だなって思うのは、先生が「お前来週までに宿題やってこい」って言ってくれるから楽なわけであって、自分で考えてやるのってすごく大変じゃないですか。

 

いまものすごく起業っていう話になってますけど、別にどのタイミングで起業したってそんなに変わりはないと思いますし、僕は自分が中学3年の時に起業したのは、あんま人生の選択としては良くなかったんじゃないのかなと思ってまして。

 

実際いま大学受験に響いてて。学校の先生から色々言われたりとか、周りからも色々言われているわけなんで。その時その時タイミングっていうのがあると思うんですけど、別に普通の会社に就職してから起業する人も沢山知ってますし。

 

起業することは僕はあんまり学校では勧めてないですね。絶対しない方がいいと思うぐらいまで言っちゃってますね。自分を苦しめるだけの場合もあるんで。世の中の人が普通に進んでいくような、学校を出て就職をするっていうのは、そっちの方が普通なんじゃないのかなと思って、良いんじゃないのかなと思います。という高校生からのコメントでした。