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ポッドキャスト版「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」「未来授業」の文字起こしをやっています。「未来授業」は2020年4月分からです。文字起こししてほしいものがあれば、ツイッターのDMに連絡下さい→https://twitter.com/hatake4633

<未来授業>Z世代ビジネス会議 幸福論編 第4回「違いを知り、違いを認め合うこと」

2020年3月26日配信の「未来授業」です。

www.tfm.co.jp

 

―ナレーションー

Z世代とは、1990年代後半から、2010年ごろまでの生まれた人たちのこと。

番組では、4人のZ世代起業家を招き、彼らの価値観に迫る公開ディスカッションを行いました。

 

今週のキーワードは、「幸せ」です。

 

今日の講師は、現在22歳の大学生。株式会社TimeLeap代表、仁禮彩香さん。

 

高校生の頃には、「グローバル人生ゲーム」というプロジェクトを立ち上げ、「世界には数えきれないほど多くの価値観があって、そうした様々な幸せを楽しみながら学べる人生ゲームを作れば、この世界から戦争をなくせるのではないか」と仁禮さんは考えました。

 

未来授業4時間目、テーマは「違いを知り、違いを認め合うこと」。

 

シェリー:仁禮さんがいま幸せだと感じるのは、どんな時ですか?

仁禮:私寝るのがすごく好きで。好きなんですけど、寝ても幸せじゃなかった時があって。

 

自分が精神的にすごく大変だった時に、何もしたくないっていうタイミングがあって。お仕事もしないし、お家からも出たくないしっていうタイミングがあったんですけど。その時って私寝るのが好きなんで、ベッドにずっといたいと思っていて。それが1番幸せなんじゃないかって。極端に言えば。そういう発想になった時に、ずっと寝れたんですけど、いつも暇で時間いっぱいあるんで。全然幸せじゃなくて。

 

ただベッドにいて寝れても、私の好きなことだったけど、それでは幸せではないんだっていうことがよくわかって。なんでじゃあ寝るのが好きだったのかって思ったら、寝る時に自分が何かを頑張ったりとか、誰かと喜んだりとか、悲しいことでも良いんですけど感情を動かしたりだとかして、人と触れ合って生きて、色んな刺激を持って帰ってきて「疲れたー!」って言ってベッドに横たわる時に、色々あったけど生きてて良かったなって思えるし。毎日生きてて良かったなって思えるわけではないんですけど(笑)

 

でも、ホッとして眠りにつけるっていうことが幸せなんだと思ったので。今はその状態なので、自分が納得して時間を使った先に、グッスリ寝れるっていうことが今は私にとってはすごく幸せを感じることだと思います。

 

シェリ:では、社会にとっての幸せって、どう思いますか?

 

仁禮:例えば、三上くんが話していたのを聞いていて「無関心」っていうのがあった時に、私が自分の幸せを考えた時に、悲しいこととか相容れないことに巡り合った結果、生まれるアイディアがあったりだとか、それによって生まれてくる自分の感情があって、それに気づけることがあったりとか、そういう刺激となるものが結果的に自分に幸せをもたらしてくれるっていう風に感じてるタイプの人間で。これは三上くんとは違う人間だから、違う捉え方なんですけど。

 

こういう風に人ってそれぞれ違うので。でも私もここにいる人も、多くの人が自分を理解した上で、その理解に沿った行動がとれるっていうことが、社会にとっての幸福に繋がるんじゃないかなっていう風には思いました。

 

シェリ:それを実現するのが、もしかしたら仁禮さんにとっては教育だったりするのかな?

 

仁禮:そうですね。私の手段としてはそれがあると思います。

 

シェリ:仁禮さんの作られた人生ゲーム。なんでそこで笑ってるの?

 

仁禮:すごい昔の話だと思って。

 

シェリ:もう昔なの?

 

仁禮:高校生の時なんですよ。ボードゲームを作るプロセスで、まず、自分の国についてとか、自分の国についての考え方を多くの国の子が考える期間になるんですね。必然的に。

 

それは個人が自分について向き合うっていう機会を、ボードゲームを作るプロセスを通して提供出来るし。かつ、ボードゲームが届いた先の子たちが、ゲームを遊んでいくと、いきなりイタリアの国のエリアに入ったら、眠るっていう行動に対しての彼らの感じ方が強くて。

 

ボードゲームってなるべく早く駒を進めて、ゴールに近づけたいけど、イタリアの子たちが作ったゲームでは、シエスタに止まると、つまりお休みが貰えるとハッピーっていう。ポイントが加算される、みたいなボードだったんですね。

 

それって価値観が違うってことで、それをゲームを通して人がプレイするだけでも、少しそういうことを体験出来るっていう。その上で自分がどういう人なのかとか、他者とどう共存していこうかっていうことを考えるキッカケになるのかなっていう風には思います。

 

シェリ:なるほど。ありがとうございます。じゃあ最後の質問でね。100年時代と言われる中で、仁禮さんの人生はこうありたいって思い描くことはある?

 

仁禮:本当になくって(笑)自分が変わるっていうことを知ってるので。その変わっていくタイミングで、自分が1番やりたいこととか、大事にしてることとか、選択したことをしっかりやっていくんだと思いますし。

 

それが積み上がって、たぶん死ぬ時に振り返ってみた時に、ああ色々やってきたなっていうことを思える未来はあると思っているので。それは自分を信じてるってことなのかもしれないですけど。そういう意味で、ゴールはこうありたい、みたいな気持ちはなくて。終わったらわかる、みたいな感じなのかなって思ってます。