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ポッドキャスト版「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」「未来授業」の文字起こしをやっています。「未来授業」は2020年4月分からです。文字起こししてほしいものがあれば、ツイッターのDMに連絡下さい→https://twitter.com/hatake4633

<未来授業>Z世代ビジネス会議 第1回「若者の"内向き志向"は本当か」

2020年3月30日配信の「未来授業」です。

www.tfm.co.jp

 

ーナレーションー

今週も、先日TOKYOFMで行われた「Z世代」を集めた公開収録の模様をお届けします。

 

1990年代の後半から2010年頃までに生まれ、ミレニアム世代に続く世代として注目されている「Z世代」。日本でもこの先10年を担う重要な役割が期待されています。

 

若くして起業する人が増え、アグレッシブなイメージがある一方、政治や社会情勢に対して無関心で、「内向き志向」とも言われるZ世代。会場医集まる学生たちは、自分たちのことをどう分析しているのでしょうか。

 

未来授業1時間目、テーマは「若者の”内向き志向”は本当か」

 

シェリ:今ね、日本の若者が社会にも関心ないし、世界情勢にも興味ないみたいな、内向きになってるとか言われてるんだけど、集まってくださった8人のみんな、どう?内向きな若者って聞いたことがある?えーミズシマさん。

 

ミズシマ:いま大学3年で一応就活をしているのですが、ちょっとチラッとそういうワードを聞いたことがあります。本当に内向きなのかなって感じましたね。

 

今はネットとかあったりとかして、積極的に情報が1秒もかからない時間で手に入る時代なので、気になったことはどんどんググったりとか、図書館に行く人もいればっていう感じで。本当に情報が世界各地から入りやすい時代なので、それだけのことから考えると、むしろ外向きっていっても良いのかなって思うんですけど、どうでしょうか?

 

シェリ:むしろ外向き。どう?みんな。自分が内向きだなって思う人いる?あ、いるんだ。2人ね。じゃあウチキさん、お願いします。

 

ウチキ:大学に入って、本当だったらもっとしたいことがあったなっていうのがあるんですけど。実際、今大学で3年間過ごしてきて、出来てないなってことも多くて。自分の性格が内向きだから出来ることも出来てないのかなって思ってしまうところがあって。

 

お金の問題とかもあって、本当は外に出たいけど、お金をかけないためには家にいないといけないみたいなところも最近あって。お金を仮に持っていたら、世界も変わっているというか。

 

そう考えると、お金を持つためにもっと起業じゃないですけど、そういうことをしたら良いじゃないったら周りにはいるんで。それが出来てないから内向きかなって思ってしまったり。

 

シェリ:三上さんが何か言いたいことがあるっていう顔をして見てるんで、どうぞ。

 

三上:今ウチキさんがおっしゃっていたようなお話って、むしろ自分をよく見つめてらっしゃって。外の社会がどうなってるのかっていうのを考えた上でおっしゃっていて、僕は外向きなのかなって思ってるんですが。

 

日本という国は、ほぼほぼご存知のように内需で成り立っていて。比較的裕福でデフレと言われながらも、なんだかんだと生きてこれてしまった国だと僕は考えています。

 

そうなった時に、外を見ていなくても自分の両親とかそういう世代を見ている限りは平和に生きていけてると。あえてそこにコストを払わなくても、自分は生きていけるんじゃないかっていう風に考えるのは、これは必然だと思っていて。

 

例えば、時代の潮流でしたりとか、外部要因に対して敏感になるっていうのは非常に疲れるわけですよね。大変ですし。自分の時間も思考も使わないといけないと。それがそうじゃなくても容易に生きていける世の中、良くも悪くと裕福な国家である以上、そういう風な若者がいるっていうのは、おそらくそうなんだろうなと。

 

シェリ:平和で豊かだけど、でももうちょっと危機感を持った方がいいんじゃない?とか良く言われるじゃないですか。その辺はどう思います?

 

三上:別に持たなくても生きていけると思うんですよ。それこそ日本の田舎って、田舎の中で経済がクローズしていて、コミュニティもクローズしていて、そこに今から飛び込んでいくって難しいかもしれないんですが、そこで生まれてそこで育ってきていれば、正直そこから出なければ、とりあえず何か敏感にならなくても生きていけるような世の中っていうのは、日本の至る所に点在していると思っていて。それはおそらく東京でもあると思うんですね。

 

23区でも例えば、僕の友人で墨田区に住んでる人がいるんですが、彼は墨田区の中でも非常に有名な病院の経営者の息子なんですね。彼の名前を出せば、墨田区の中だと知らない人はいないと。ただそれが隣の区に出た瞬間に知ってる人なんか誰1人いないけれども、彼は墨田区の中生きている限り、絶対に職を失わないし、生活基盤を失わないし。そういうコミュニティっていっぱいあると思っていて。そういう人たちって、必ずしも外を見なくても生きていけてしまうので、全然そういう風な立場であるのであれば、全くもって外を見る必要はないんじゃないかなって思ってます。