http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol268.mp3
朝井:生まれる前とかなんですよ。
川上:そうですよね。
朝井:89年生まれなので。84年公開ですよね?『風の谷のナウシカ』。テレビとかビデオで初めて観て、子供の頃に観ると結構怖いなと思ったのが、一番最初の印象ですごく覚えていて。
蟲の造型とか音楽の漢字とかも含めて、子供の頃直視出来なかったんですよ。怖い話だと思っていて。
でもラストシーンだけは強烈に覚えていて。金の中でナウシカが上に登っていくシーンは、すごく覚えていて。あの意味っていうのも、子供の頃何もわからずに観ていましたね。
で、大人になって観直して、こんなに広いことを語っていた作品だったんだっていうのを、大人になってちょっとずつ考えられるようになってきたと思います。
ーナレーションー
1984年3月11日に全国公開された宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』。あれから30年近く経とうとしているこの作品は、今でも世代を超えて世界中で鑑賞されています。
今週は、先月ニコニコ生放送で企画された「ナウシカは日本を変えたのか?」の模様をお送りします。
出演は、第148回直木賞を受賞した『何者』の作者で自ら『風の谷のナウシカ』やジブリ作品のファンという作家の朝井リョウさん、司会役のドワンゴ会長 川上量生さん、そして鈴木さんです。
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